ALM integration (image map) Run tests from ALM (image map) Version control in ALM (image map) Sprinter (image map)

Sprinter

関連:GUI テストのみ

Sprinter は、手動テストの実行に使用します。Sprinter には、効率的かつ効果的に手動テストを実行するための高度な機能とツールが用意されています。次の各セクションでは、Sprinter で実行可能なことについて説明しています。

手動テストの課題

手動テストでは、多くの場合、テストに関連するタスクを実行するためにテスト・アプリケーションを終了する必要があります。たとえば、グラフィック・ソフトウェアを使用してアプリケーションの画面をキャプチャしたり、テスト実行中にアプリケーションのムービーを記録したり、不具合追跡ソフトウェアを使用して不具合をレポートしたりする必要があることがあります。

Sprinter は手動テスト・プロセスにおけるこのようなニーズに対応し、テスト・フローを中断せずにこれらのタスクを実行できるようにします。

  • Sprinter には、不具合の検出と送信を支援するツールが多く付属しています。
  • また、手動テストにおける反復的で煩雑なタスクの多くも、Sprinter がユーザに代わって実行します。
  • SprinterALM 11.00 以降と完全に統合されているため、両方のソリューションの利点を最大限に享受できます。

注意: UFT OneSprinter は、さまざまなシステム・リソースを共有しています。SprinterUFT One コンピュータにインストールするかどうかを決定する際には、次の点を考慮してください。

  • SprinterUFT One は同じコンピュータにインストールできます。

  • SprinterUFT One を同じコンピュータで同時に実行することはできません。

  • これらの製品のインストール後に一方に変更を加えると、もう一方に影響を及ぼします。一方の製品をアンインストール、変更、アップグレードすると、もう一方に障害が発生することがあります。影響を受けた製品を修復する必要があります。詳細については、『UFT One インストール・ガイド』およびSprinter Readmeを参照してください。

サポートされている UFT と Sprinter のバージョンの組み合わせについては、UFT One 『使用可能製品マトリクス』を参照してください。

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ALM の手動テストとビジネス・プロセス・テストを新しいステップ表示で実行できます。

見やすいステップ表示

ステップが見やすく整理されたユーザフレンドリーなデザインで表示され、ステップ情報の表示やステップのステータスの更新が容易になります。

実行するテスト間の移動が簡単

実行するテスト間を簡単に移動でき、テスト・フローを中断することがありません。

Sprinter により、表示されているすべてのステップおよび実行情報が現在のテストに合わせて更新されます。

テスト実行中に実際のパラメータ値を編集

テスト実行中に、テストの実際のパラメータ値を簡単に編集できます。

さまざまなビュー

テストのニーズに基づき、ステップの表示方法を変更できます。

  • 詳細が必要な場合は通常モードで表示し、

  • アプリケーションの詳細が必要な場合はサブタイトル・モードで表示します。

実際の値に画面キャプチャを添付

ステップの実際の値に、アプリケーションの画面キャプチャ(および注釈)を添付できます。

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予備テストから正式なテストを作成

定義済みのステップを使用せずにテストを実行すると、テスト中に実行したすべてのユーザ・アクションが Sprinter によって記録されます。後でこのリストを Excel スプレッドシートにエクスポートし、必要に応じてテキストを変更して、スプレッドシートを ALM のテストにインポートできます。この処理によって、定義済みのステップを使用することなく、予備テストが形式なテストに変換されます。

Sprinter データ・ファイルを UFT にインポートするには、[ファイル]>[新規作成]>[Sprinter 自動テスト データ ファイルからの GUI テスト]または[ファイル]>[追加]>[Sprinter 自動テスト データ ファイルからの GUI テスト]を使用します。

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不具合を ALM に送信

Sprinter から直接、ALM の不具合を送信します。オプションで、テストのすべてのユーザ・アクションまたはステップを説明するテキストを自動的に生成することで、Sprinter で不具合シナリオを作成できます。また、アプリケーションの画面キャプチャやムービーを不具合に添付することもできます。

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画面キャプチャを作成し、注釈

Sprinter には、テスト・プロセスの任意の時点でアプリケーションの画面キャプチャを取得して注釈を付けることができるツールがあります。ユーザ・インタフェース要素の測定や比較を容易にするツールも容易されています。注釈付きの画面キャプチャを ALM の不具合に添付し、ファイルとして保存し、電子メールに添付することで、表示されている不具合をレポートします。さらに、ステップの実際の結果に注釈付きの画面キャプチャを添付することもできます。

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Sprinter が手動テストのタスクを代行

マクロを作成して実行することで、アプリケーションの一連のアクションを自動化できます。また、Sprinter によってデータをアプリケーションの各フィールドに自動的に投入することも可能です。

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別のコンピュータでアクションを再現

複数のコンピュータで、設定(オペレーティング・システムやブラウザ)を変えてユーザ・アクションを再現します。Sprinter がそれらのコンピュータの表示内容の差異を検出し、差異に関する不具合のレポートを支援します。

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テスト結果を表示

Sprinter には、テストで実行した各アクションを表示する、優れたストーリーボードがあります。各アクションについて、画面キャプチャ、レポートした不具合、不具合リマインダ、コメントを表示できます。複数の設定を使ってテストを実行した場合は、さまざまなコンピュータの表示内容の差異を確認できます。

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UFT のテストとビジネス・コンポーネントを作成

Sprinter データ・ファイルを使用すると、これらのファイルを UFT One にインポートすることで、手動テストを GUI テストまたはビジネス・コンポーネントに自動的に変換できます。UFT One がデータをテストまたはビジネス・コンポーネントに変換します。

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その他の参照項目: