ステップ・イン、ステップ・アウト、ステップ・オーバーする - 実習

関連:GUI アクション、スクリプト GUI コンポーネント、関数ライブラリ

この実習では、サンプルの関数ライブラリを作成し、ステップ・インステップ・アウトステップ・オーバーの各コマンドを使用して、実行します。

注意: この実習に関連するタスクについては、「テスト、コンポーネント、関数ライブラリ、またはユーザ・コード・ファイルのデバッグ」を参照してください。

サンプルの関数ライブラリとテストを作成する

  1. [ファイル]>[新規作成]>[関数ライブラリ]を選択して新しい関数ライブラリを開きます。

  2. 関数ライブラリで、次の行を正確に入力します。

    public Function myfunc()
    msgbox "one"
    msgbox "two"
    msgbox "three"

    End Function が自動的に追加されます。

  3. ALM プロジェクトまたはファイル・システムに関数ライブラリを SampleFL.qfl という名前で保存します。

  4. [ファイル]>[新規作成]>[テスト]を選択し、[GUI テスト]を選択すると新しいテストが開きます。

  5. SampleFL.qfl 関数ライブラリのドキュメント・タブをクリックして、フォーカスを移動します。

  6. 関数ライブラリのドキュメント・タブを右クリックして[ライブラリ 'SampleFL.qfl' を 'Test' に関連付ける]を選択し、関数ライブラリをテストに関連付けます。

  7. 作成したアクションのドキュメント・タブをクリックして、フォーカスを移動します。エディタとキーワード・ビューのトグル・ボタンをクリックしてエディタを開き、次の行を正確に入力します。

    myfunc
    myfunc
    myfunc
    endOfTest="true" 

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関数ライブラリを実行してコマンドを使用する

  1. アクションの先頭ステップを選択し(myfunc 関数の最初の呼び出し)、F9 キー(ブレークポイントの挿入/削除)を押してブレークポイントを追加します。ブレークポイント記号が左マージンに表示されます。

  2. テストを実行します。テストはブレークポイントで一時停止します。

  3. F11 キー([ステップ イン])を押します。実行矢印は、関数ライブラリ内の関数の最初の行(msgbox "one")を示します。

  4. F11 キー([ステップ イン])をもう一度押します。メッセージ・ボックスに、「one」というテキストが表示されます。

  5. OK]をクリックし、メッセージ・ボックスを閉じます。実行矢印が、関数の次の行へ移動します。

  6. F11 キー([ステップ イン])(および開いたメッセージ・ボックスの[OK])を押していくと、実行矢印が関数から出てアクションの 2 番目のステップ(myfunc 関数に対する 2 回目の呼び出し)をポイントします。

  7. F11 キー([ステップ イン])を押して、もう一度関数を入力します。実行矢印によって、関数の最初の msgbox 行がポイントされます。

  8. Shift + F11 キー([ステップ アウト])を押します。開かれている各メッセージ・ボックスを閉じます。3 つのうち最後のメッセージ・ボックスを閉じるまで、実行矢印は関数の最初の行をポイントし続けます。3 つ目のメッセージ・ボックスを閉じると、実行矢印はアクション内の次の行をポイントします(myfunc 関数に対する 3 回目の呼び出し)。

  9. F10 キー([ステップ オーバー])を押します。3 つのメッセージ・ボックスが再び開きます。このときは、[キーワード ビュー]で開きます。3 つのメッセージ・ボックスのうち最後のメッセージ・ボックスを閉じるまで、実行矢印は、アクション内にある同じステップにとどまります。3 つ目のメッセージ・ボックスを閉じると、実行矢印はアクションの次のステップをポイントします。

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