データ・テーブル内の数式

関連:GUI テストとスクリプト GUI コンポーネント

データ・テーブルで作業する場合、データ・テーブルでは、Microsoft Excel の数式を使用できます。したがって、実行セッション中に、実行コンテキストに応じたデータを作成できます。また、チェックポイントの一部に数式を使用することによって、Web ページやアプリケーション上で実行中に生成(動的生成)されたオブジェクトやその他可変オブジェクトの値が、所定のコンテキストで想定される値かどうかをチェックすることもできます。

データ・テーブルで数式を使用して値を比較する場合(通常はチェックポイントで実行)、比較する値は同じタイプ(整数、文字列など)である必要があります。異なる関数を使用して、アプリケーションの異なる場所から値を抽出すると、値のタイプが異なる場合があります。これらの値は、画面上では同じものに見えるかもしれませんが、たとえば数値の 8.2 と文字列の「8.2」は等しくないため、比較は失敗します。

チェックポイントでデータ・テーブル数式を使う場合は、データ・テーブルに 2 つのカラムが作成されます。最初のカラムには、標準のチェックポイント数式が含まれています。2 番目のカラムには、検査対象の値が出力パラメータの形式で格納されています。数式の結果は Boolean 形式(TRUE または FALSE)です。

テストの実行中にチェックポイントのカラムで FALSE の結果が出ると、テストが失敗します。

チェックポイントの追加が終了したら、最初のカラムで標準の数式を変更し、必要な検査を実行できます。