登録されているユーザ定義関数

関連:GUI テストおよびコンポーネント

パブリックのユーザ定義関数をテスト・オブジェクトに登録すると、テストまたはコンポーネントの実行中またはメソッドの登録を解除するまでの間、UFT One は、指定されたテスト・オブジェクト・クラスのメソッドとして、その関数を使用します。

登録したメソッドは、メソッドを登録した実行セッションにのみ適用されます。各実行セッションの開始時にすべての登録関数が消去されます。

関数をテスト・オブジェクトに登録する際には、テスト・オブジェクト・クラスに対する新しい操作として登録することと、既存の操作の関数をオーバーライドすることが可能です。新しい操作を無効にしたり、既存の操作を UFT One の元の動作に戻す場合は、関数の登録を解除してください。

メソッドを登録する(そしてアクションが終っても登録を解除しない)外部アクションを呼び出した場合、登録したメソッドは、そのアクションを呼び出したテストでそれ以降も使用できます。

登録されているユーザ定義関数の可用性は、テストとコンポーネントで異なります。

テストの場合

テスト・オブジェクト・クラスに登録した関数は、そのテスト・オブジェクト・クラスのメソッドとして呼び出すことができます(グローバル関数として使用することも可能です)。

UFT Oneは、ステップ・ジェネレータの一般的な[操作]リストおよび次の場所に表示されるテスト・オブジェクトの利用可能な操作のリストに、関数を表示します。

  • ステップ・ジェネレータの[操作]ボックス。関連クラスのテスト・オブジェクトを選択した場合。

  • キーワード・ビューの[操作]カラム。[項目]リストで関連クラスのテスト・オブジェクトを選択した場合。

  • エディタ。関連クラスのテスト・オブジェクトの名前を入力し、ステートメントの補完機能を使用している場合。

関数をテスト・オブジェクトに登録するときに、任意でその関数をテスト・オブジェクトの標準設定の操作として定義することもできます。これにより、次のような場合に標準設定でテスト・オブジェクトの操作として関数を使用する指定が可能です。

  • キーワード・ビューの[操作]カラムで、[項目]リストの関連クラスのテスト・オブジェクトを選択した場合。

  • ステップ・ジェネレータの[操作]ボックスで、[オブジェクト]リストの関連クラスのテスト・オブジェクトを選択した場合。

  • エディタで、オブジェクト・リポジトリから関連クラスのテスト・オブジェクトをドラッグした場合。

コンポーネントの場合

テスト・オブジェクト・クラスに登録した関数は、そのテスト・オブジェクト・クラスのメソッドとして呼び出すことができます(グローバル関数として使用することも可能です)。

このため、関数は、[項目]リストからクラスのテスト・オブジェクトを選択したときのキーワード・ビューの[操作]リスト、ステップ・ジェネレータ(関数ライブラリの場合)の一般的な[操作]リストに表示されます。

関数をテスト・オブジェクトに登録するときに、任意でその関数をテスト・オブジェクトの標準設定の操作として定義することもできます。定義した場合は、UFT エンジニアまたは各分野のエキスパートが[項目]リスト内で関連クラスからテスト・オブジェクトを選択したときに、標準設定でキーワード・ビューの[操作]カラムにその関数が表示されます。