関連付けられた関数ライブラリ

関連:GUI テストおよびコンポーネント

作成した関数ライブラリは、テストまたはアプリケーション領域に関連付けます。これにより、そのアプリケーション領域に関連付けられているテストまたはコンポーネントから、関連付けられた関数ライブラリに含まれるパブリック関数やサブルーチンの呼び出しを挿入することが可能になります。

UFT One は、実行セッションの最初に、テストまたはアプリケーション領域に関連付けられている関数ライブラリをロードし、実行セッション中にそれらの関数にアクセスできます。関数ライブラリに保存されているパブリック関数は、関連付けられている任意のテストまたはコンポーネントから呼び出すことができます。これに対して、プライベート関数は、同じ関数ライブラリ内からのみ呼び出すことができます。

UFT One は、関連付けられている関数ライブラリのリストの順序に基づいて、テストまたはコンポーネントのステップで呼び出される関数やサブルーチンを検索します。同じ名前の関数やサブルーチンが 2 つある場合、UFT One は最初に検出した方を使用します。UFT One で関数を検索する場合、リストの末尾から上に向かって検索を行います。

詳細については、「関数ライブラリの関連付けの管理」を参照してください。

関数ライブラリをテストまたはアプリケーション領域に関連付けずに使用するには、LoadFunctionLibrary ステートメントを使用して、実行セッション中に関数ライブラリを動的にロードできます。実行セッション中に関数ライブラリを動的にロードし、その後のステップで、関連付けられた関数ライブラリ内の関数と同じ名前の関数を呼び出す場合、動的にロードした関数ライブラリ内の関数が使用されます。

ALM および関連付けられた関数ライブラリを使用するときには、関数ライブラリを ALM プロジェクトのテスト・リソース・モジュールに保存してから、テストまたはアプリケーション領域に関連付けることができます。ALM プロジェクトには、新規または既存の関数ライブラリを追加できます。

ファイル・システムから ALM プロジェクトに既存の関数ライブラリを追加する場合、実際にはそのファイルのコピーがプロジェクトに追加されます。したがって、これらの関数ライブラリのどちらか一方(ファイル・システム内または ALM プロジェクト内)を後で変更した場合、もう一方の関数ライブラリは影響を受けません。