自動コード補完
関連:GUI アクション、スクリプト GUI コンポーネント、関数ライブラリ
UFT One は、エディタでのコーディングを容易にする自動コード補完機能を提供します。この中には、ドキュメントにいくつかの基本的な静的コード・スニペットを自動的に挿入できる機能、特定のキーワードの入力により追加のコード・スニペットを挿入できるテンプレート機能などがあります。
たとえば、GUI アクションの空行の先頭で「if」という文字に続いてスペースを入力すると、自動的に次の構文が入力されます。
If True Then
End If
「True」という語が強調表示され、その語を関連する条件で置き換えるように通知されます。
また、提供されたテンプレートの変更、必要に応じて独自のカスタマイズされたテンプレートの作成、各テンプレートの使用を促すキーワードの定義を行うこともできます。
たとえば、ドキュメント内で複雑な If...Then ステートメントを何回も繰り返すことができます。If...Then ステートメントの既存のテンプレートを使用すると、より複雑なコードを持つ独自のカスタマイズされたテンプレートを作成できます。テンプレートを一から作成することもできます。たとえば、プログラマ ID、追加日付、ほかの詳細情報などをすべてのコメントに組み込むことができるコメント・ブロック・テンプレートなどがあります。
コード・テンプレートは、「 [コード テンプレート]表示枠」で定義され、次のファイル・タイプでサポートされ、アクションおよび関数ライブラリに使用されます。
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.txt ファイル
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.mts ファイル
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.qfl ファイル
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.vbs ファイル
詳細については、「コード・スニペットとテンプレートの使用」を参照してください。
入力した 2 文字が複数の VBScript キーワードの最初の 2 文字に一致する場合、関連するすべてのキーワードがあるドロップダウン・メニューが表示されるので、使用したいキーワードを選択できます。たとえば、「pr」という文字に続いてスペースを入力すると、preserve、private、property というキーワードを含んだドロップダウン・メニューが表示されます。次にリストからキーワードを選択して、ENTER を押すと、スクリプトにキーワードを挿入できます。