セキュリティ・シナリオ

関連:API テスト のみ

UFT One には、Web サービス呼び出しでセキュリティを設定するためにいくつかの組み込みシナリオが用意されています。

セキュリティ・シナリオは、Web サービスの一般的なセキュリティ実装です。これには、認証、エンコード、プロキシ、証明書などの情報が含まれています。

次のいずれかのタイプの Web サービス・セキュリティ・シナリオを選択することができます。

標準の Web サービス・シナリオ

標準の Web サービス・シナリオは、ほとんどの Web サービスに使用することができます。これにより、トランスポートとメッセージ・レベルの両方のセキュリティを設定できます。メッセージ・レベル・セキュリティの UFT One によるサポートにより、トークン、メッセージ署名、暗号化などのセキュリティ要素を手動で設定することができます。

次の場合に標準の Web サービス・シナリオを使用してください。

  • 高度な標準が不要であるシンプルな Web サービス

  • HTTP トランスポート・レベルのセキュリティを使用した Web サービス

  • SOAP 1.1 のメッセージ・レベルのセキュリティ(WS-Security)を使用した Web サービス

WCF タイプのシナリオ

WCF シナリオを使用すると、HTTP またはカスタム・バインドのセキュリティを設定し、WS-SecureConversation などの高度な仕様を扱うことができます。

次の場合に WCF シナリオを使用してください。

  • 高度なセキュリティと WS 仕様を使用した WCF サービス

  • SOAP 1.2 のメッセージ・レベルのセキュリティ(WS-Security)を使用した Web サービス

このようなサービスは、WCF(Windows Communication Foundation)、Metro(WSIT)、Axis2 などのさまざまなプラットフォームで記述することができます。また、UFT One では独自の標準およびトランスポートもサポートしています。

その他の参照項目: