カスタム・コード・ステップ

関連:API テストのみ

独自の特別なコードを使用したステップ実行フローを作成するために、テストにカスタム・コードのステップを追加します。

その他の API テスト・アクティビティと同様に、カスタム・コード・ステップはテスト・フローの特定のポイントで実行され、標準のイベント・モデルに従います。

  1. BeforeExecuteStepEvent イベントに対して入力されたコードから始まります。
  2. その後に ExecuteEvent イベントが続きます。
  3. そして、AfterExecuteStepEvent イベントで終了します。

ただし、大半の API テスト・ステップとは異なり、あらかじめ決められたステップ・フローはありません。

例: 標準的なアクティビティ・テスト・ステップを選択した場合、UFT One では事前にアクティビティの実行方法が設定されており、テスト・ステップに対して行える変更は特別なイベント・ハンドラ・コードの記述のみになります。

カスタム・コード・イベントの場合、ステップの実行は、入力した特別なコードによってのみ行われます。

カスタム・コード・イベントの使用法

ステップ実行フローは使用するコードによってのみ制限されるため、カスタム・コード・イベントは、次のようにさまざまな方法で使用できます。

  • UFT One API テストで独自にサポートされていない一意なステップの作成

  • ほかのステップで使用する変数またはパラメータのキャスト

それぞれのカスタム・コード・ステップは、そのステップに先立つ任意のテスト・ステップまたはそのステップの親アクティビティから、プロパティ、パラメータ、または変数にアクセスできます。

ただし、カスタム・コード・ステップを使用して、ほかのステップのプロパティまたはパラメータを設定しないでください。カスタム・コード・ステップは、テスト・フロー内のそれぞれの場所で、その他のテスト・ステップとは別に実行されます。

カスタム・コード・ステップでテスト・ステップのプロパティまたはパラメータ値を設定しても、テスト・フローでの実行時にほかのテスト・ステップのプロパティ値には影響しません。

先頭に戻る

カスタム・コード・ステップの内容

各カスタム・コード・ステップは、次の 4 つのイベントで構成されています。

  • BeforeExecuteStepEvent

  • ExecuteStepEvent

  • AfterExecuteStepEvent

  • CodeCheckpointEvent

カスタム・コード・ステップの使用時には、ExecuteStepEvent イベントのみが必須です。

先頭に戻る