カスタム・コード・ステップ
関連:API テストのみ
独自の特別なコードを使用したステップ実行フローを作成するために、テストにカスタム・コードのステップを追加します。
その他の API テスト・アクティビティと同様に、カスタム・コード・ステップはテスト・フローの特定のポイントで実行され、標準のイベント・モデルに従います。
- BeforeExecuteStepEvent イベントに対して入力されたコードから始まります。
- その後に ExecuteEvent イベントが続きます。
- そして、AfterExecuteStepEvent イベントで終了します。
ただし、大半の API テスト・ステップとは異なり、あらかじめ決められたステップ・フローはありません。
例: 標準的なアクティビティ・テスト・ステップを選択した場合、UFT One では事前にアクティビティの実行方法が設定されており、テスト・ステップに対して行える変更は特別なイベント・ハンドラ・コードの記述のみになります。
カスタム・コード・イベントの場合、ステップの実行は、入力した特別なコードによってのみ行われます。
カスタム・コード・イベントの使用法
ステップ実行フローは使用するコードによってのみ制限されるため、カスタム・コード・イベントは、次のようにさまざまな方法で使用できます。
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UFT One API テストで独自にサポートされていない一意なステップの作成
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ほかのステップで使用する変数またはパラメータのキャスト
それぞれのカスタム・コード・ステップは、そのステップに先立つ任意のテスト・ステップまたはそのステップの親アクティビティから、プロパティ、パラメータ、または変数にアクセスできます。
ただし、カスタム・コード・ステップを使用して、ほかのステップのプロパティまたはパラメータを設定しないでください。カスタム・コード・ステップは、テスト・フロー内のそれぞれの場所で、その他のテスト・ステップとは別に実行されます。
カスタム・コード・ステップでテスト・ステップのプロパティまたはパラメータ値を設定しても、テスト・フローでの実行時にほかのテスト・ステップのプロパティ値には影響しません。
カスタム・コード・ステップの内容
各カスタム・コード・ステップは、次の 4 つのイベントで構成されています。
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BeforeExecuteStepEvent
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ExecuteStepEvent
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AfterExecuteStepEvent
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CodeCheckpointEvent
カスタム・コード・ステップの使用時には、ExecuteStepEvent イベントのみが必須です。