署名ファイル

関連:API テスト のみ

署名ファイルは、UFT One 向けにアクティビティを記述します。一般的に、Resource 要素の後に、GeneralProperties, InputPropertiesOutputPropertiesTabsEvents の各セクションが続きます。署名ファイルの拡張子は .xml です。

このトピックでは、署名ファイルに記述することができる情報について説明します。

Resource 要素

属性 説明
type エンティティのタイプ。アクティビティのタイプは Activity です。
id

アクティビティを一意に識別する文字列。

この文字列は、アクティビティのイベント・ハンドラ・コードを記述するときに使用します。

version 現在のアドイン・メカニズムのバージョン。例: 1.0.0
group アクティビティを追加する親のグループ(ツールボックス内)表示枠。
shortname [ツールボックス]表示枠のヒント領域に表示されるアクティビティの短縮名。
description [ツールボックス]表示枠のヒント領域に表示されるアクティビティの説明。
assembly

アクティビティの実行時に呼び出す DLL ファイル。

この .dll ファイルは、署名ファイルおよびアドイン・ファイルと同じフォルダに格納されます。

className

アクティビティが実装するクラス。

このクラスは、STActivityBase クラスを継承する必要があります。

image

アクティビティを示すアイコンの画像ファイル。

この画像は署名ファイルと同じフォルダに保存されます。

visible [ツールボックス]表示枠でアクティビティを表示するかどうかを示すブール値。
xmlns

署名ファイルのスキーマを定義する名前空間。

標準設定値を使用してください。

xmlns:xsi

署名ファイルで使用するスキーマ・インスタンス。

標準設定値を使用してください。

xmlns:Location

署名ファイルのスキーマ(Signature.xsd)の URL。名前空間によって参照されます。

これの標準設定値を使用してください。

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Section 要素

属性 説明
name

セクションの内部名。

サブ要素を使用する場合は、サブ要素の名前の値を設定することをお勧めします(例:name = "Tab" または name = "Alerts")。

source セクションのソースを示すブール値。
dest セクションの宛先パスを示すブール値。
checkpoint アクティビティの[検証]カラムにチェックポイント・チェックボックスを表示するかどうかを示すブール値。
isSharedMetadata 他のセクションとセクションのメタ・データを共有するかどうかを示すブール値。
propertiesType セクション内のプロパティのタイプ。例:「XML」
showXmlControls [入力/チェックポイント]タブで、[テキスト]および[XPath]タブを表示するかどうかを示すブール値。
displayName [プロパティ]表示枠に表示されることになるセクション名。

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Section 要素 - サブ属性

属性 説明
Tab

アクティビティの[プロパティ]表示枠に表示するタブ。このサブ要素では次の属性を指定できます。

  • name:タブの内部名。組み込みのタブには、GeneralInputOutputEventsAttachmentsSOAPFault などがあります。

  • id:API として参照するタブの ID。通常は、名前に「Tab」をサフィックスとして付加した ID を使用します。たとえば、GeneralTabInputOutputTabEventsTab のようになります。

  • CanBeInToolbox:[ツールボックス]表示枠のツールバーにアクティビティを表示できるかどうかを示すブール値

  • CanBeInPropertySheet:[プロパティ]表示枠にアクティビティのタブが表示されるかどうかを示すブール値。

  • CanBeInDataLinkDialog:[リンク元の選択]ダイアログ・ボックスにアクティビティを表示することができるかどうかを示すブール値。

標準のタブ(GeneralInput/CheckpointsEvents)を使用する場合には、この要素の指定は不要です。表示しないタブや追加するタブがある場合、Tab サブ要素で指定してください。

Alert

使用すると、セクション内のプロパティでアラートを使用できます。このサブ要素では、次の属性を指定できます。

  • constraint:警告を表示する理由。例:NullValueConstraint

  • target:制限の対象となるプロパティの Xpath。

  • section:プロパティを含むセクションの内部名。

  • type:警告のタイプ。例:errorwarning

Events

このアクティビティのイベント・ハンドラ・コードで利用可能なイベントです。このサブ要素では、次の属性を指定できます。

name:

イベントの内部名。組み込み名を使用するか、ユーザ定義の名前を使用します。

  • CodeCheckpointEvent:テストでチェックポイントを検証する場合に実行するイベント・ハンドラを作成します。

  • BeforeExecuteStepEvent:アクティビティの実行前に実行するイベント・ハンドラを作成します。

  • AfterExecuteStepEvent:アクティビティの実行後に実行するイベント・ハンドラを作成します。

  • <カスタム・イベント>:ユーザ定義のカスタム・イベント。

description:

イベントの説明テキスト。

eventArgs:

イベントで使用する引数のソース。BeforeExecuteStepEvent イベントと AfterExecuteStepEvent イベントの標準引数は STActivityBaseEventArgs です。CodeCheckpointEvent の組み込みの値は CheckpointEventArgs です。

CodeCheckpointBeforeExecuteAfterExecute の各標準イベントにアクセスする場合、Tab サブ要素で Events タブを指定するだけでよく、Events サブ要素の指定は不要です。非表示にするタブや追加するタブがある場合、Tab サブ要素で指定してください。

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