カスタム・アクティビティ作成ウィザードの使用 - Java
関連:API テスト のみ
このタスクでは、Java コードを使用して新しいアクティビティを作成し、UFT One にデプロイする方法を説明します。
前提条件
親 JDK フォルダを指定する JAVA_HOME 環境変数が使用しているマシンで指定されていることを確認します。
アクティビティ・ウィザードを実行します。
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製品の[スタート]メニューからアクティビティ・ウィザードを開きます([スタート]>[すべてのプログラム]>[Micro Focus]>[Micro Focus Unified Functional Testing]>[Tools]>[Activity Wizard]または <UFT One インストール・フォルダ>\bin\ActivityWizard.exe)。
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ウィザードの[一般プロパティ]表示枠で、[言語]に[Java]を選択します。
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ウィザードの手順に従って、アクティビティを作成します。
コードの編集
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ウィザードの最後の画面で、[フォルダを開く]をクリックし、ウィザードで指定したアクティビティ名に対応する<アクティビティ名>フォルダを開きます。サブフォルダ <アクティビティ名>\hp\st\ext\java に移動し、MyLogic<タイムスタンプ>.java ファイルを検索します。
重要: この手順の後にアクティビティ・ウィザードを閉じないでください。
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MyLogic<タイムスタンプ>.java ファイル内の ExecuteLogic 関数を編集します。Properties 定義は必ず保持してください。
public Properties Props = new Properties(); public ExecutionResult ExecuteLogic() { try{ //************************** // Execution code goes here //************************** return ExecutionResult.Success; } ...
ロガー・コードの追加 - 任意
MyLogic<タイムスタンプ>.java ファイルで、Logger.LogInfo、Logger.LogDebug、または Logger.LogError ステートメントを使用してログの情報を追加します。次に例を示します。
try{
...
Logger.LogInfo("Log Message 1");
Logger.LogDebug("Log Message 2");
Logger.LogError("Log Message 3");
...
return ExecutionResult.Success;
}
Report ステートメントの追加 - 任意
MyLogic<タイムスタンプ>.java ファイルでキーの値の組み合わせを使用して、Report ステートメント Reporter.Report を追加します。次に例を示します。
try{
...
Reporter.Report{"Name","John");
...
return ExecutionResult.Success;
}
クラスへの Java のコンパイル
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設計 IDE で、ビルド・パスに ServiceTestCall.jar ファイルを追加します。
- UFT One で、CompileJavaFiles バッチ・ファイルを <アクティビティ名>\hp\custom\java\activity フォルダで実行して、すべての Java ファイルをクラスにコンパイルします。このユーティリティは、そのフォルダ内のファイルのみをコンパイルします。
アクティビティのデプロイ
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ウィザードの最後の画面で、[UFT One にデプロイ]をクリックします。
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[完了]をクリックしてウィザードを終了し、UFT One を再起動します。
Java アクティビティ SDK のための環境のセットアップ
Java アクティビティ SDK を使用するための環境をセットアップするには、次の手順を実行します。
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必要な .jar ライブラリをすべて収集します。UFT One インストール・ディレクトリに新しいフォルダを作成し、収集したすべての .jar ライブラリをそのフォルダにコピーします。
例:<UFT One インストール・フォルダ>\MQLibs
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<UFT One インストール・フォルダ>\dat フォルダを参照し、テキスト・エディタで InternalJavaClasspath.dat ファイルを開きます。
- 収集したすべての .jar ファイルへのパスを、InternalJavaClasspath.dat ファイルの末尾に追加します。
- UFT One を起動し、カスタム JMS アクティビティを使用してメッセージを送受信します。