指差しアイコンの使用法に関するヒント

関連:GUI テストおよびコンポーネント

指差しアイコンのボタンをクリックすると、マウス(デバイス)・ポインタが指差し型に変わります。指差しアイコンを使用して、アプリケーション内のオブジェクトを強調表示またはクリックします。

この項では、指差しアイコンを使った作業のヒントを示します。

  • 左の CTRL キーを押したままにすると、指差しアイコンが標準ポインタに変わります。その状態で、UFT One またはアプリケーションでウィンドウのフォーカスを変更したり、操作(右クリック、スクロール・バーの使用、ポインタをオブジェクト上に移動することによるコンテキスト・メニューの表示など)を実行したりできます。

  • 選択するオブジェクトがあるウィンドウが別のウィンドウで部分的に隠れている場合は、部分的に隠れているウィンドウが前面に表示されるまで、その上に指差しマークを数秒間置いたままにします。次に、必要なオブジェクトをポイントしてクリックします。ウィンドウを前面に出すのに必要な時間の設定は、[オプション]ダイアログ・ボックスの[GUI テスト]タブの[一般]表示枠([ツール]>[オプション]>[GUI テスト]タブ>[一般]ノード)で行います。詳細については、「[一般]表示枠([オプション]ダイアログ・ボックス>[GUI テスト]タブ)」を参照してください。

  • 選択するオブジェクトがあるウィンドウが別のウィンドウで完全に隠れている場合、またはダイアログ・ボックスがウィンドウの背後に隠れている場合は、必要に応じて左の Ctrl キーを押しながらウィンドウを配置します。

  • 選択するオブジェクトがあるウィンドウが最小化されている場合は、左の Ctrl キーを押したまま、Windows タスク・バーでアプリケーションを右クリックして、コンテキスト・メニューから[元のサイズに戻す]を選択すると、そのウィンドウを表示できます。

  • 特定のイベント(コンテキスト・メニューを表示するために右クリックしたり、オブジェクト上にポインタを移動するなど)を実行するだけで、選択するオブジェクトを表示できる場合は、左の Ctrl キーを押したままにします。すると、指差しマークが一時的に標準のポインタに変わり、イベントを実行できるようになります。選択するオブジェクトが表示されたら、左の Ctrl キーを放します。ポインタが再び指差しマークに変わります。