UFT One での Business Process Testing
関連:ビジネス・プロセス・テストとビジネス・プロセス・フロー
Business Process Testing は、カスタマイズ可能なコンポーネントベースのテスト・フレームワークを提供し、次の操作を実行できます。
コンポーネントの再利用とモジュール化 |
コンポーネントの再利用とモジュール化では、テストの作成、メンテナンス、実行にかかる時間を短縮し、コスト削減を可能にします。 |
シンプルなアプリケーションと複雑なアプリケーション両方のテストを作成 |
テスト対象アプリケーションには、シンプルな HTML ベースのアプリケーションと、パッケージ・アプリケーションやバックエンド・サービスおよびデータベースを使用する複雑なビジネス・プロセスがあります。 |
各種ペルソナ間のコラボレーション |
テスト・フレームワークには、手動テスト担当者、オートメーション・エンジニア、各分野のエキスパートなど、さまざまなペルソナのニーズを満たす柔軟性があります。 Business Process Testing は、コンポーネントとテストのドキュメント化をサポートする機能(操作方法を説明するスクリーンショットなど)を備えています。このような機能により、さまざまな役割やスキル・セットを持つ関係者がお互いに自分の資産を共有できるようになります。 |
テスト要素の管理 | テスト要素(コンポーネント・ドキュメント、テスト実行結果、バージョン管理、レポート、履歴など)を管理します。さらに ALM では、所定のプロジェクトに含まれるテスト、フロー、コンポーネントに関する情報が記載されたドキュメントを生成できます。 |
Business Process Testing では、ビジネス・プロセス・テストとビジネス・プロセス・フローの両方を使用してテストを構成します。
ビジネス・プロセス・テストまたはビジネス・プロセス・フローは、追加および順序付け(グループ化)された、ビジネス・コンポーネント(キーワード GUI コンポーネント、スクリプト GUI コンポーネント、手動コンポーネントなど)で構成されています。UFT One でビジネス・プロセス・テストを実行する場合、各コンポーネントとそれぞれのステップが順に実行されます。また、ビジネス・プロセス・テスト内にビジネス・プロセス・フローを含めることもできます。
テストとフローは、いずれも実行順序が指定されたビジネス・コンポーネントで構成されている点は同じですが、次のような相違点があります。
- ビジネス・プロセス・テストは、一連のビジネス・コンポーネントまたはフローで構成されるシナリオであり、アプリケーションで特定のシナリオをテストする目的で作成されます。
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フローは、ビジネス・コンポーネントの論理セットで構成されたテストであり、指定の順序でタスクを実行します。フローは、ビジネス・プロセス・テストと同じ機能(反復、パラメータ、結果など)を共有できます。フローの設計は、「複合コンポーネント」と考えることができます。
また、フローに他のフローを含めることはできません。
フローは複数のビジネス・プロセス・テストで使用できます。フローやそのコンポーネントを変更すると、そのフローを含むすべてのビジネス・プロセス・テストに変更が反映されます。
注意: Business Process Testing は、ALM Edition と Quality Center Enterprise Edition に付属します。Business Process Testing のエディションと機能の詳細については、Application Lifecycle Management ユーザーズ・ガイドを参照してください。使用中の Business Process Testing のエディションは、ALM サイト管理者にお問い合わせください。