ユーザ定義関数

関連：GUI テストとコンポーネント

注意: 本項では、「関数」、「メソッド」、「操作」を同義語として使用しています。

UFT One テスト・オブジェクト・モデルでサポートされているテスト・オブジェクト、メソッド、組み込み関数に加え、VBScript 関数、サブルーチン、ステートメントなどが含まれる独自の関数ライブラリを定義して、その関数をテストから呼び出すことができます。その関数をコンポーネントで操作として使用できます。

「関数ライブラリ」とは、Visual Basic スクリプトを含む独立したドキュメントです。標準の VBScript 構文で書かれたあらゆるテキスト・ファイルを関数ライブラリとして使えます。

関数ライブラリには、次の要素を含めることができます。

  • 関数定義（関数の署名とコード）：これらの関数は、ほかの関数、テスト内のアクション、またはコンポーネントから呼び出すことができます。関数をテストまたはコンポーネントから呼び出すためには、最初に関数ライブラリをテストまたはコンポーネントのアプリケーション領域に関連付ける必要があります。

  • VBScript ステートメント：このステートメントは、関数定義に含まれていません（RegisterUserFunc ステートメントなど）。UFT One は、関数ライブラリのロード時に、このステートメントをすべて実行します。

UFT One は、実行セッションの最初に、テストまたはコンポーネント（アプリケーション領域を使用）に関連付けられている関数ライブラリをすべてロードします。また、テスト実行中に関数ライブラリを動的にロードする必要がある場合には、LoadFunctionLibrary ステートメントを使用できます。