アセット比較ツールおよびアセット・ビューア

関連:GUI テスト,コンポーネント,およびAPI テスト

アセットとは,UFT One テスト・ドキュメント(テスト,コンポーネントまたはアプリケーション領域)や,UFT One テスト・ドキュメントによって使用されているリソース・ファイル(関数ライブラリ,共有オブジェクト・リポジトリ,データ・テーブル,回復シナリオ,環境変数 XML ファイルなど)のことです。アセット比較ツールおよびアセット・ビューアにより,特定のアセットのバージョンを表示および比較できます。

アセット・ビューアを使った,アセットのバージョンの表示

[バージョン履歴]ダイアログ・ボックスでバージョンを選択すると,それがアセットの作業コピーとは異なる場合でも,アセットのバージョンに関する詳細情報が表示されます。この機能を使用することにより,アセットの設定や詳細のどの部分が変更されたのかを確認できます。

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アセット比較ツールを使ったアセットの 2 つのバージョンの比較

[バージョン履歴]ダイアログ・ボックスでバージョンを選択すると,2 つのバージョンの相違点が表示されます。

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バージョンのドリル・ダウンによる表示と比較

テストまたはコンポーネントに含まれる不可欠な要素,またはテストまたはコンポーネントに関連付けられた外部アセットをドリル・ダウンして表示または比較します。

  • 必須要素のバージョンの表示や比較。必須要素は,テストまたはコンポーネントの一部であるリソース・ファイルです(外部リソースとしては保存されません)。たとえば,ローカル・オブジェクト・リポジトリ(GUI テスト の場合),データ・テーブル(API テスト の場合)などがあります。テストまたはコンポーネントをチェックインすると,テストまたはコンポーネントの一部であるこれらの要素もチェックインされます。したがって,アセットをドリル・ダウンすると,現在保存されているバージョンのほか,テストまたはコンポーネントがチェックインされた時点で存在していたバージョンを表示または比較できます。

  • 関連付けられている外部アセットのバージョンの表示や比較。関連付けられているアセットとは,アセットによって使用される外部(必須ではありません)リソース・ファイルのことです(関数ライブラリ,共有オブジェクト・リポジトリ,データ・テーブル,回復シナリオ,環境変数 XML ファイルなど)。

    ドリル・ダウンして表示または比較するには,リソース・ファイルの関連付けに絶対パスまたは ALM のパスが使用されている必要があります。

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UFT One の要素の場所を示す画面キャプチャの表示(GUI テストのみ)

この画面キャプチャは,関連するダイアログ・ボックスの例を示しています。右クリックしたノードのオプション(または領域)が強調表示されています。

例: テストを比較して表示しているときに,[実行セッション中にスマート認識を無効にする]ノードが強調表示され,変更が加えられたことが示されていることに気付いたとします。

このオプションが UFT One にあるかどうかがわからない場合,比較ツリーでそのノードを右クリックし,[サンプル スナップショットの表示]を選択します。

すると UFT One で,この領域が[テストの設定]ダイアログ・ボックスの[実行]表示枠にあることが示されます。ダイアログ・ボックスのタイトル・バーに選択した要素が表示され,強調表示された枠でオプションが囲まれます。

コンポーネントの場合:コンポーネントを比較して表示しているときに,[入力パラメータ]ノードが強調表示され,変更が加えられたことが示されていることに気付いたとします。

このオプションが UFT One にあるかどうかがわからない場合,比較ツリーでそのノードを右クリックし,[サンプル スナップショットの表示]を選択します。

すると UFT One で,この領域が[ビジネス コンポーネントの設定]ダイアログ・ボックスの[パラメータ]表示枠にあることが示されます。ダイアログ・ボックスのタイトル・バーに選択した要素が表示され,強調表示された枠でオプションが囲まれます。

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その他の参照項目: