UFT One で使用するエミュレータの設定
ターミナル・エミュレータの設定は,エミュレータの種類によって異なります。
Micro Focus EXTRA!
ターミナル・エミュレータで以下の手順を実行して,セッションの短縮名を A に設定します。具体的な手順は,エミュレータのバージョンによって異なる場合があります。
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EXTRA! を開きます。
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EXTRA! で,[Options]>[Global Preferences]を選択します。[Global Preferences]ダイアログ・ボックスが開きます。
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[Advanced]タブをクリックします。
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HLLAPI の短縮名のリストで,[Short Name]として大文字の A を選択します。
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参照ボタンをクリックし,セッション・プロファイルを参照して選択し,[OK]をクリックします。
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UFT One でのテストを始める前にプロファイルを保存します。そうすることで,一度ターミナル・エミュレータを設定するだけで,保存した設定を再利用できるようになります。
Micro Focus myEXTRA! ターミナル・ビューア
ターミナル・エミュレータで以下の手順を実行して,セッションの短縮名を A に設定します。具体的な手順は,エミュレータのバージョンによって異なる場合があります。
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myEXTRA! の[Management and Control Services]ウィンドウを開きます。
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[Management and Control Services]ウィンドウで,[Products]>[Terminal Viewers]を選択します。左の表示枠に[Terminal Viewers]ツリーが表示されます。
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[Terminal Viewers]ツリーで,必要なターミナルを選択します。
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右の表示枠で,必要なセッションを選択し,[Properties]をクリックします。
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[Properties]表示枠で,[Configure]をクリックして接続を設定します。
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[Configure]表示枠の[General]タブで,[Support HLLAPI]チェックボックスを選択し,セッション名を A に設定します。
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セッションを保存します。
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初めて myEXTRA! ターミナル・ビューアに接続する場合は,HLLAPI DLL をインストールする必要があります。
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[Preferences]をクリックします。
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Install HLLAPI Client Componentsリンクをクリックします。
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Micro Focus INFOConnect
ターミナル・エミュレータで以下の手順を実行して,セッションの短縮名を A に設定します。具体的な手順は,エミュレータのバージョンによって異なる場合があります。
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Micro Focus INFOConnect を開きます。
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メイン・メニューから,[Options]>[Global Preferences]を選択します。
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[詳細設定]タブを選択します。
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短縮セッション名として A を選択します。
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短縮セッション名(A)をセッションに関連付けるには,[参照]をクリックしてファイル・システムでセッション・プロファイルを探します。
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[OK]をクリックします。
Hummingbird HostExplorer
ターミナル・エミュレータで以下の手順を実行して,セッションの短縮名を A に設定します。具体的な手順は,エミュレータのバージョンによって異なる場合があります。
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HostExplorer を開きます。
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HostExplorer のメイン・メニューから,[File]>[Save Session Profile]を選択します。
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[Save Profile]ダイアログ・ボックスで,[HLLAPI Short Name]を大文字の A に設定します。
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メイン・メニューから,[Options]>[API Settings]を選択します。
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[API Global Settings]ダイアログ・ボックスで,[Update screen after PS update]および[Auto sync]オプションを選択します。
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[OK]をクリックします。
または,次のようにすることもできます。
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HostExplorer を開きます。
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保存済みのセッションを開きます。
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[Options]>[Edit Session Profile]を選択します。
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カテゴリ・ツリーで[Terminal]>[API]を選択します。
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短縮セッション名として A を選択し,[OK]をクリックします。
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セッション・プロファイルを保存します。
IBM Personal Communications(PCOMM)
事前設定済みの設定により,UFT One で IBM PCOMM のターミナル・エミュレータを使用できます。
IBM i Access - Client ソリューション
事前設定済みの設定により,UFT One で i Access を使用できます。
IBM i Access Client Solutions がインストールされているコンピュータが,以下の要件を満たしていることを確認してください。
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Java 8 または 11 がインストールされている。望ましいのは JDK ですが,JRE でも同じように機能します。
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i Access EHLLAPI ブリッジがインストールされている(ブリッジは IBM サポート・サイトからダウンロードできます)。
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i Access のセッション設定([Communication]>[Configure]>[Preferences]>[Start Options])で,[Auto-Start HLLAPI Enabler]が[Yes]に設定されている。
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UFT One が,Terminal Emulator Add-in に加えて,Java Add-in がインストールおよびロードされた状態で開かれる。
IBM Host On-Demand
UFT One で IBM Host On-Demand を使用できるようにするには,次の手順を実行します。
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IBM Host On-Demand EHLLAPI Enablement Tool をインストールして開きます(このツールは IBM サポート・サイトからダウンロードできます)。
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セッション設定([Communication]>[Configure]>[Preferences]>[Start Options])で,[Auto-Start HLLAPI Enabler]を[Yes]に設定します。
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Terminal Emulator Add-in に加えて,Java Add-in がインストールおよびロードされた状態で UFT One を開きます。
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別のターミナル・エミュレータがインストールされているコンピュータに,サーバとクライアントがインストールされていないことを確認してください。
IBM WebSphere Host On-Demand
- WebSphere Host On-Demand EHLLAPI Enablement Tool を開きます(このツールがない場合は,入手とインストール方法の詳細について IBM にお問い合わせください)。
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UFT One で IBM WebSphere Host On-Demand ターミナル・エミュレータでの記録を可能にするには,次のようにセッション・オプションを定義します。
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[Configure]をクリックし,リストから[Properties]を選択します。次に,[Preferences]>[Start Options]を選択し,[Auto-Start HLLAPI Enabler]を[Yes]に設定します。
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[Start In Separate Window]オプションを[Yes]に設定します。
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[Alternate Terminal]オプションを[Disable]に設定します。
別のターミナル・エミュレータがインストールされているコンピュータに,サーバとクライアントがインストールされていないことを確認してください。
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Micro Focus RUMBA
ターミナル・エミュレータで以下の手順を実行して,セッションの短縮名を A に設定します。具体的な手順は,エミュレータのバージョンによって異なる場合があります。
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RUMBA を開きます。
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RUMBA で,[Options]>[API]を選択します。[API Options]ダイアログ・ボックスが開きます。
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[Identification]タブをクリックします。
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[Session Short Name]フィールドに,大文字の A を入力します。
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[OK]をクリックします。
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プロファイルを保存します。
ヒント: UFT One でのテストを始める前にプロファイルを保存しておくことをお勧めします。そうすることで,一度ターミナル・エミュレータを設定するだけで,保存した設定を再利用できるようになります。
Micro Focus RUMBA Web-to-Host
ターミナル・エミュレータで以下の手順を実行して,セッションの短縮名を A に設定します。具体的な手順は,エミュレータのバージョンによって異なる場合があります。
- RUMBA Web-to-Host Session Configuration Manager を起動し,セッションを開きます。
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Configuration Manager での標準の設定手順に加えて,次の手順を実行します。
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[Implementation]ドロップダウン・リストから[Pro client]を選択します。
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[HLLAPI Configuration]をクリックし,[Session Short Name]ドロップダウン・リストから[A]を選択します。
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プロファイルを保存します。
- 注:
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バージョン 5.x:[Only Mainframe Display]は,Java クライアントでサポートされています。[Only Replay]は,Java クライアントと Pro クライアントの両方でサポートされています。
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バージョン 6.x:Java クライアントはサポートされていません。[Only Replay]は Pro クライアントでサポートされています。
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Seagull BlueZone
ターミナル・エミュレータで以下の手順を実行して,セッションの短縮名を A に設定します。具体的な手順は,エミュレータのバージョンによって異なる場合があります。
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BlueZone を開きます。
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BlueZone で,[Options]>[API]を選択します。[API Properties]ダイアログ・ボックスが開きます。
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[Options]タブをクリックします。
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[Short NameSession Identifier ]フィールドに,大文字の A を入力します。
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[OK]をクリックします。
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セッションを保存します。
Micro Focus Reflection
ターミナル・エミュレータで以下の手順を実行して,セッションの短縮名を A に設定します。具体的な手順は,エミュレータのバージョンによって異なる場合があります。
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新規または既存のセッションを開きます。
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[Settings]>[Host Connection]>[Configure Advanced Connection Settings]を選択します。
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[Short Name]フィールドで,[A]を選択します。
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[OK]をクリックします。
Zephyr Passport
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新規または既存のセッションを開きます。
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セッションの短縮名である[(A) Passport.zws]がウィンドウのタイトル・バーに表示されることを確認します。