.NET Add-in Extensibility

UFT One .NET Add-in Extensibility を使用すると,購入時には UFT One .NET Add-in ではサポートされていないサードパーティ製コントロールおよびカスタムの .NET Windows Forms コントロールのテストのサポートを開発できます。

コントロールを表すために UFT One が使用するテスト・オブジェクト・クラスに,コントロールを扱うために必要な操作とプロパティが用意されていない場合,.NET Add-in Extensibility を使用して,新しいテスト・オブジェクト・クラスを作成できます。

  • 別のテスト・オブジェクト・クラスを使用してコントロールを表すように UFT One に指定することもできます。

  • .NET プログラミングを使用して,必要に応じてコントロール上で動作するように,操作の追加または既存の操作のオーバーライドを行うことができます。

  • UFT One に対して,下位レベルの各コントロールを別々に関連付けるのではなく,それら一連のコントロールを 1 つのコントロールとしてまとめ,1 つの機能コントロールとして扱うように指定することもできます。

.NET Add-in Extensibility を実装するには,次の事項について十分に理解しておく必要があります。

  • UFT One およびそのオブジェクト・モデル・リファレンス

  • カスタム・コントロールの動作(操作,プロパティ,イベント)

  • C# または Visual Basic での .NET プログラミング

  • XML(基本的な知識)

.NET Add-in Extensibility SDK は,UFT One セットアップ・プログラムの[アドインによる機能拡張と Web 2.0 ツールキット]オプションからインストールできます。

この SDK には,次のものも含まれています。

  • .NET Add-in Extensibility プロジェクトのセットアップを単純化する,Microsoft Visual Studio 用のプロジェクト・テンプレートとウィザード。

  • .NET Add-in Extensibility を使用して開発されたサポートのサンプル。これにより,独自のサポートの作成方法をよく理解できるようになります。

その他の参照項目: