既知の問題 - Web ベース SAP
このトピックには,Web ベースの SAP アプリケーションのテストに関するトラブルシューティングと制限事項の情報が記載されています。
一般
UFT One SAP Solutions Add-in は,ほかの Web ベースのアドインがロードされていない場合にのみ使用することをお勧めします。
SAP Solutions Add-in は,Web 構成の設定を変更するため,ほかのアドインやアプリケーションに影響を与える可能性があります。
Chrome での Web ベース SAP アプリケーションのテスト
UFT One バージョン 2022 以降に関連
Chrome ストアまたは <UFT One インストール・フォルダ>\Installations\Chrome\v3 フォルダで入手可能な最新の拡張機能を使用している場合,予期しない動作が発生する可能性があります。
関連する拡張機能を使用しているかどうかを確認する方法:chrome://extensions/ ページに移動し,インストールした拡張機能の[詳細]をクリックします。拡張機能の[ビューを検証]が Service Worker となっています。
回避策:既存の拡張機能をアンインストールし,Chrome の自動更新が無効な場合のインストール手順に従って,<UFT One インストール・フォルダ>\Installations\Chrome\v2 から別の Chrome 拡張機能をインストールします。
オブジェクトの認識
複数のブラウザ・ウィンドウ |
場合によっては,テスト実行中に複数のブラウザが開いているときに,UFT One が一部のオブジェクトを正しく識別できないことがあります。 回避策:[オブジェクト リポジトリ]ウィンドウで,Browser テスト・オブジェクトの[スマート認識を有効にする]チェックボックスの選択を解除します。 将来のテスト記録のために,[オブジェクトの認識]ダイアログ・ボックスでも Browser テスト・オブジェクトの[スマート認識を有効にする]オプションを無効にする必要があります。 |
iView |
最小化されたり折りたたまれた iView は,正しく認識されない場合があります。 |
SAP Enterprise Portal のフレーム |
場合によっては,SAP Enterprise Portal 内のフレームが iView オブジェクトではなく Web Frame オブジェクトとして認識されることがあります。 その一部のケースでは,フレーム名が動的に生成されています。 Web Frame オブジェクトはオブジェクトを識別するために name プロパティを使用するので,テストの実行時に UFT One がオブジェクトを認識できるようにするために,記録された name の値を修正して,適切な正規表現を使用するようにしなければなりません。 |
SAP Web テーブル・セル |
SAP Web テーブル・セル内のオブジェクトに対してオブジェクト・スパイを使用するかチェックポイントを作成しているときに,そのオブジェクトに対してまだクリックが実行されていない場合,UFT One はそのオブジェクトを WebElement として(適切な SAP Web オブジェクトではなく)認識することがあります。 回避策:SAP Web テーブル・セル内のオブジェクトに対してオブジェクト・スパイを使用したりチェックポイントを作成したりする前に,そのオブジェクトをクリックします。 |
SAP NWBC S/4HANA システムの Web テーブル・セル |
Internet Explorer で,オブジェクト・スパイを使用して SAP NWBC S/4HANA システムの SAP Web テーブル・セル内のオブジェクトにスパイを実行したり,チェックポイントを作成したりすると,テーブル名とセル値が重複してキャプチャされる場合があります。 |
SAP NWBC S/4HANA システムの SAPList オブジェクト |
Internet Explorer で SAP NWBC S/4HANA システムの SAPList オブジェクトに対してスパイまたは記録を行うと,UFT One でキャプチャした一部のプロパティの値が間違っている場合があります。 |
ActiveScreen |
ポップアップ・ダイアログが開いているときにキャプチャされた ActiveScreen を,メイン・ウィンドウからオブジェクト・リポジトリにオブジェクトを追加するために使用するのは避けてください。そうすると,オブジェクト・リポジトリ内に不正確なオブジェクト階層が生成されます。 |
記録
テーブル |
テーブル・コントロールに対するステップの記録と実行を行う場合,クライアントに表示されているテーブルの内容だけが実際に使用可能です。 |
iView オプション・メニュー / SAP Enterprise Portal のタイトルバー |
iView オプションに対する操作と SAP Enterprise Portal のタイトル・バー内にあるオブジェクトに対する操作は,iView オブジェクトに対する SAP 操作ではなく Frame オブジェクトに対する Web 操作として記録されます。 |
スクロール・バーのドラッグ |
SAP GUI for HTML テーブルのスクロール・バーをドラッグする操作は記録されません。 回避策:SAP GUI for HTML テーブル内のスクロールは,スクロール・ボタンをクリックすると記録できます。代わりに,ステップ・ジェネレータかエディタを使用して,SAPTable.Object.DoScroll("up") または SAPTable.Object.DoScroll("down") ステートメントをテストに挿入することもできます。 |
SetCellData メソッド |
SAP GUI for HTML の一部のテーブルでは,SetCellData メソッドが正しく記録されません。 回避策:記録時に,テーブル・セルのテキスト値を編集した後,次のいずれかを実行します。
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SAPList オブジェクト |
SAPList オブジェクトで記録するときは,リストのボタン部分ではなく入力部分をクリックしないと,UFT One でオブジェクトを認識できません。 |
S/4HANA システム上の SAPTable オブジェクト |
Internet Explorer で記録する場合,S/4HANA システムの SAPTable セルで Enter キーを押しても,UFT One がステップを記録しません。 回避策:Enter キーが押されたときに UFT One で SAPTable.Submit ステップを記録されるようにするには,次のレジストリ・キーを作成し,その値を 1 に設定します。 Computer\HKEY_CURRENT_USER\Software\Mercury Interactive\QuickTest Professional\MicTest\Packages\SAPPackage\Settings\RecordSubmitForTableNavigateEvent |
ActiveScreen |
テストの記録中にキャプチャされた HTML ページの全体を ActiveScreen が表示しないことがあります。 回避策:その HTML ページのサイズにぴったり合うように,ActiveScreen のサイズを変更します。 |
SAPDropDownMenu オブジェクト |
Chrome または Internet Explorer を使用している場合,UFT One は SAP CRM または WDA アプリケーション内の SAPDropDownMenu オブジェクトを記録できない場合があります。 回避策:スパイを使用してオブジェクトを学習し,オブジェクト・リポジトリに追加します。次に,必要なステップを手動でテストに追加します。 |
CRM S/4HANA システムでの SAPTabStrip().Select 操作 |
Internet Explorer で SAPTabStrip().Select 操作を記録すると,冗長なステップが記録される場合があります。 回避策:スパイを使用してオブジェクトを学習し,オブジェクト・リポジトリに追加します。次に,必要なステップを手動でテストに追加します。 |
SAPTreeView オブジェクト |
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Internet Explorer での SAPUI5 または SAP SuccessFactors |
Internet Explorer で SAPUI5 または SAP SuccessFactors アプリケーションの SAPUI オブジェクトを記録しても,ステップが記録されない場合があります。 回避策:次のいずれかを実行します。
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Firefox での CRM S/4HANA システムの記録 |
UFT One バージョン 2021 R1 以降:Firefox 78.14.0 ESR で CRM S/4HANA システムの記録を行うと,次のエラーが発生する場合があります。
回避策:Firefox の拡張機能の設定で,Micro Focus UFT Agent の横にあるドット・ボタンをクリックし,[オプション]を選択します。次に,オプション・タブで[Default Frame Communication Mode]を[extension]に設定します。 |
SAPRadioGroup.Select |
UFT One バージョン 2021 R1 以降:Internet Explorer で,SAP NWBC S/4HANA 2020 システムの SAPRadioGroup オブジェクトの Select 操作を記録する場合,UFT One で操作を完全に記録できないか,誤って操作を MouseDown イベントとして記録してしまうことがあります。 回避策:SAPRadioGroup.Select ステップを手動で追加するか,記録したステップをそのステップに変更します。 |
SAP アプリケーションでのテストの実行
Fiori アプリケーション
2 つの連続したステップでの Set メソッドの使用
Fiori アプリケーションで作業する場合,sapUIObject の値をスクリプト内の変数に設定し,Set メソッドを 2 回続けて使用してテストを実行すると,エラーが発生する場合があります。
例:
set sapObject=Browser("DatePicker - sap.m").Page("DatePicker - sap.m").SAPUICalendar("DP1-describedby") sapObject.SetDate "20150114" sapObject.SetDate "000000"
次のいずれかの方法を使用して,スクリプトを更新します。
例:
set sapObject=Browser("DatePicker - sap.m").Page("DatePicker - sap.m").SAPUICalendar("DP1-describedby") sapObject.SetDate "20150114" sapObject.RefreshObject sapObject.SetDate "000000"
例:
Browser("DatePicker - sap.m").Page("DatePicker - sap.m").SAPUICalendar("DP1-describedby").SetDate "20150114" Browser("DatePicker - sap.m").Page("DatePicker - sap.m").SAPUICalendar("DP1-describedby").SetDate "000000"
Chrome の余分なオブジェクト
Chrome を使用している場合,特定のオブジェクトをオブジェクト・リポジトリに追加すると,UFT One によって多数の余分なオブジェクトが追加されます。
回避策:別のブラウザ(IE または Firefox)を使用するか,リポジトリから不要なオブジェクトを手動で削除してください。
SAPUICalendar での SetDate ステップの記録
Fiori アプリケーションで作業する場合,タイム・ピッカを使用するカレンダ・オブジェクトの SetDate は,時間の部分を正しく記録および実行しません。
回避策:WebEdit.Set ステップをテストに手動で追加します。
例:
WebEdit.Set "Jan 23, 2019, 11:46:00 AM"
SAPUIDateTimeInput での SetDateTime ステップの記録
Fiori アプリケーションで記録する場合,SAPUIDateTimeInput.SetDateTime は記録されません。
回避策:記録中に,SAPUIDateTimeInput オブジェクトで日付を選択する前に,テキスト・ボックスをクリックして,SAPUIDateTimeInput オブジェクトにフォーカスを合わせます。
Submit メソッドを使用するとブラウザが更新される
WEB アドインと SAP アドインの両方が有効になっている場合,webUtil を使用した後に Firefox/Chrome で Submit メソッドを使用すると,ブラウザが更新されます。
回避策:
- webUtil の代わりに systemUtil を使用します。
-
submit メソッドの前に,DeviceReplay を使用して,フォーカス・ポイントを URL-Textbox から送信するオブジェクトに移動します。例:
WebUtil.LaunchBrowser "FIREFOX" Browser("micclass:=browser").Navigate "https://sapui5.hana.ondemand.com/1.44.27/test-resources/sap/m/Dialog.html" Browser("micclass:=browser").Page("micclass:=page").SAPUIButton("name:=Simple Dialog").Click Set dr = CreateObject("Mercury.DeviceReplay") ax = Browser("micclass:=browser").Page("micclass:=page").SAPUIDialog("name:=Simple Dialog").GetROProperty("abs_x") ay = Browser("micclass:=browser").Page("micclass:=page").SAPUIDialog("name:=Simple Dialog").GetROProperty("abs_y") dr.MouseClick ax,ay,LEFT_MOUSE_BUTTON Browser("micclass:=browser").Page("micclass:=page").SAPUIDialog("name:=Simple Dialog").Submit
Chrome での SAPUIMenu.Select 操作の記録
Chrome 上の Fiori バージョン 1.91 以降で SAPUIMenu().Select 操作を記録すると,冗長なステップが記録されることがあります。
回避策:
-
テストから重複するステップを手動で削除します。
-
スパイを使用してオブジェクトを学習し,オブジェクト・リポジトリに追加します。次に,必要なステップを手動でテストに追加します。
SAPUI5 固有の制限
デスクトップ/モバイル |
SAPUI5 Add-in は,デスクトップとモバイルの両方のアプリケーションをサポートするため,すべてのオブジェクトのすべてのメソッドがデスクトップとモバイルの両方のアプリケーションでサポートされているとは限りません。 |
アプリケーション警告メッセージ |
SAPUI5 テスト・オブジェクトに対してテストまたはコンポーネントを実行する場合,一部のオブジェクトのアプリケーション警告メッセージが表示されません。 回避策:次のいずれかを実行します。
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ネストされたテーブル・オブジェクト |
SAPUI5 アプリケーションに,ネストされたテーブル・オブジェクトが含まれている場合,ネストされたテーブル・オブジェクトにチェックポイントを挿入すると,親 SAPUITable オブジェクトのみが表示されます。 回避策:ネストされた WebTable オブジェクトを選択して,親 SAPUITable オブジェクトのチェックポイントではなく,WebTable オブジェクトのチェックポイントを作成します。 |
SAPUIMenu オブジェクト |
オブジェクト・スパイを使用して SAPUIMenu オブジェクトを表示する場合,または閉じた状態で非表示になっている SAPUIMenu オブジェクトを記録する場合,次の操作ができない場合があります。
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無効化されたコントロール |
モバイル SAPUI5 アプリケーションを使用する場合,UFT One は,アプリケーション・オブジェクトのプロパティの理由により,一部の無効化されたコントロール(SAPUIButton や SAPUITextEdit など)に対してオブジェクト・スパイを使用できません。 |
Internet Explorer 11 |
Internet Explorer 11 で作業しているときに,アプリケーションでボタン・クリックを実行するために下にスクロールする必要がある場合,SAPUIButton.Click メソッドはボタンをクリックしません。 回避策:代わりに,SAPUIButton.Submit メソッドを使用してください。 |
ChildObjects メソッド |
一部のオブジェクトで ChildObjects メソッドを使用すると,ブラウザによって異なる結果が返されます。 |
SAPUIFacetFilter.Open メソッド |
複数のフィルタを開くと,SAPUIFacetFilter.Open メソッドが失敗することがあります。 回避策:2 番目のフィルタを開く前に,DeviceReplay を使用してマウスのフォーカスを外します。 例:
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SAPUIList.SetItemData メソッド | Mozilla Firefox でリストの入力フィールドを記録するには,テキストを入力する前に,記録中にフィールドを 2 回クリックします。 |
WebUtil.LaunchBrowser メソッド |
WebUtil.LaunchBrowser メソッドを使用して Internet Explorer または Chrome からアプリケーションを開くと,それに続く SAPUIFacetFilter.Open ステップが失敗する場合があります。 回避策:
例:
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SAPUI5 および SuccessFactors アプリケーション
SAPUIList.Select メソッド |
SAPUIList.Select メソッドは,その操作に,スクロールダウンを行って SAPUIList オブジェクト内のオプションを見つける処理が伴っている場合,オプションの選択に失敗します。 回避策 1:SAPUIList.Select ステップを 2 回実行します。 回避策 2:次の手順を実行します。
例
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SAPUIList.Select メソッド |
インデックスを使用して,スクリプトで選択する項目を表している場合,SAPUIList.Select メソッドは操作の実行に失敗することがあります。 回避策:上記の回避策 2 を使用します。 |
SAPUIList オブジェクト |
類似する SAPUIList オブジェクトが同じページに複数存在する場合,UFT One は実行時にそれらを正しく識別できない可能性があります。 回避策:UFT One のオブジェクト・リポジトリで,特定のオブジェクトを識別するようにオブジェクト・プロパティを変更します。たとえば,プロパティ ID を追加し,余分なインデックス値を削除します。 |
SAPUITable.SetCellData メソッド |
SetCellData メソッドが,SAPUITable オブジェクトのセル値を設定できないことがあります。 回避策:代わりに,SAPUITextEdit.Set メソッドを使用してください。 |
SAPUITable.SelectItemInCell メソッド |
Internet Explorer で,UFT One が,記録された SAPUITable.SelectItemInCell 操作の実行に失敗する場合があります。 回避策:スパイを使用してオブジェクトを学習し,オブジェクト・リポジトリに追加します。次に,必要なステップを手動でテストに追加します。 |
SAPUITable オブジェクトが含まれる SAPUIList オブジェクト |
SAPUIList オブジェクトが,誤って SAPUITextEdit オブジェクトまたは SAPUITable オブジェクトとして記録されることがあります。その場合,記録された SAPUITextEdit.Set または SAPUITable.SelectCell ステップの実行が失敗する可能性があります。 回避策:SAPUITextEdit.Set または SAPUITable.SelectCell ステップの前に,WebButton.Click ステップと Wait ステップを追加します。 例:
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SAPUICalendar オブジェクト |
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テーブル内の SAPUI オブジェクト |
UFT One が,テーブル内の SAPUI オブジェクトの記録に失敗することがあります。 回避策:スパイを使用してオブジェクトを学習し,オブジェクト・リポジトリに追加します。次に,必要なステップを手動でテストに追加します。 |
SAPUITextEdit.Set によってトリガされた動的な検索 |
記録された SAPUITextEdt.Set 操作は,それが動的な検索をトリガする場合,正しく実行されないことがあります。 回避策: 使用する UFT One のバージョンに応じて,次のいずれかを実行します。
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SAPUIButton.Click |
一部のアプリケーションでは,UFT One が,ファイルをアップロードするためのウィンドウを開く SAPUIButton.Click 操作の記録または実行に失敗する場合があります。 回避策:次の解決策のいずれかを使用します。
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SAPUITextEdit オブジェクト |
UFT One バージョン 2023 以降: SAP SuccessFactors H2 2022 で動的検索ボックスをスパイまたは記録すると,次の問題が発生します。
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SAPUIButton オブジェクト |
UFT One バージョン 2023 以降: SAP SuccessFactors H2 2022 で SAPUIButton オブジェクトをスパイまたは記録すると,次の問題が発生します。
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SAPUIList.ExtendSelect および SAPUIList.ExtendDeselect メソッド |
SAP SuccessFactors H2 2022: SAPUIList の ExtendSelect または ExtendDeselect 操作を正常に記録した後,UFT One が後続の ExtendSelect または ExtendDeselect 操作の記録に失敗することがあります。 回避策:最初の ExtendSelect または ExtendDeselect 操作が正常に記録されたら,ドロップダウン・ボタンをクリックしてドロップダウン・リストを再度開き,記録を続けます。 |
SAP Business Networks アプリケーション
SAPWebExt リスト |
SAP FieldGlass の SAPWebExt リスト・オブジェクトに対するスパイ,またはチェックポイントの追加はサポートされていません。 SAPWebExtList.Select メソッドは,SAP FieldGlass のテスト時に失敗する可能性があります。この場合は,代わりに WebEdit.Set メソッドを使用してください。 |
SAPWebExtTable オブジェクト |
SAPWebExtTable オブジェクトに対するチェックポイントはサポートされていません。 回避策:次のいずれかを実行します。
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SAP WDA アプリケーション / S/4 HANA の SAP WDA アプリケーション
このセクションでは,Web Dynpro ABAP(WDA)アプリケーションまたは SAP S/4 HANA の WDA アプリケーションを操作する際に発生する可能性のある既知の問題について説明します。
SAPButton.Click メソッド |
Web Dynpro ABAP サイトで SAPButton.Click メソッドを記録すると,ブラウザの遅延が発生する可能性があります。 回避策:次のいずれかを実行します。
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SAPTable オブジェクト |
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SAP WDA アプリケーションの SAPTable.OpenPossibleEntries |
IE または Chrome を使用している場合,一部のアプリケーションで SAPTable.OpenPossibleEntries 操作が記録されません。 回避策: 最初にセルをクリックしてから,セルの横にあるアイコンをクリックして,OpenPossibleEntries を記録します。 記録されている余分な SetCellData ステップをすべて削除します。 |
SAPTable.SelectCell メソッド:一般的な記録 |
SAP WDA 7.5 アプリケーションの SAPTable オブジェクトに対して SelectCell メソッドを使用する場合:
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SAPTable.SelectCell メソッド:アプリケーションで非表示になるテーブル・オブジェクトの記録 |
選択操作が実行された直後にテーブル・オブジェクトが SAP WDA アプリケーションで非表示になる場合,SelectCell メソッドはテーブル・オブジェクトで記録されません。 回避策:記録後に SAPTable.SelectCell メソッドを手動で追加します。 |
SAPEdit オブジェクト |
Chrome または Chromium Edge 上の SAP S/4HANA の一部の WDA アプリケーションで SAPEdit オブジェクトを記録すると,UFT One が誤ったオブジェクト名を記録する場合があります。 回避策:スパイを使用して SAPEdit オブジェクトを学習し,オブジェクト・リポジトリに追加します。次に,必要なステップを手動でテストに追加します。 |
動的表示
Web Dynpro ABAP または EP アプリがスクロール時に動的表示機能を使用するように構成されている場合,現在表示されていないセルまたはリスト・データを取得する際に問題が発生する可能性があります。
これを回避するには,ステップの実行,スパイ,または強調表示を行う前に,すべてのデータが完全にロードされていることを確認してください。
例:
テーブルの場合の回避策:
SAPTable.GetCellData メソッドの前に,下にスクロールしてすべての行データを表示するステップを追加します。
次に,現在の行の値を指定して GetCellData メソッドを使用します。
例:
'get value in row 1
print Browser("WDR_TEST_C_TABLE [Web").Page("Web Dynpro Test Suite").SAPTable("[Demo Table Part 1]").GetCellData (2,4)
For Iterator = 1 To 4 Step 1
wait 1
Browser("WDR_TEST_C_TABLE [Web").Page("Web Dynpro Test Suite").SAPButton("SAPButton_2").Click
Next
'get value in row 7 which is shown in line 4 after scroll
print Browser("WDR_TEST_C_TABLE [Web").Page("Web Dynpro Test Suite").SAPTable("[Demo Table Part 1]").GetCellData (4,4)
リストの場合の回避策:
GetItem メソッドを使用する前,またはスパイする前に,SAPList オブジェクトをアクティブにします。
たとえば,最初にリストを選択またはクリックするか,テストで Select または Click メソッドを使用します。
その他の参照項目: