Delphi アドイン
UFT One Delphi Add-in を使用して,Delphi ユーザ・インタフェース・オブジェクト(コントロール)をテストします。
これは Windows ベースのアドインです。この機能のほとんどは他の Windows ベースのアドインと同じです。
一般情報
次の表に,UFT One を使用した Delphi アプリケーションのテストに関する一般的な情報を示します。
サポート環境 |
Delphi Add-in は, IDE で作成された Delphi コントロールと,Win32 VCL ライブラリに基づく Delphi コントロールを対象とするテストをサポートします。 サポートされる Delphi 環境の詳細については,UFT One サポート・マトリクスの「Delphi Add-in」セクションを参照してください。 |
テスト・オブジェクト,メソッド,プロパティ |
Delphi Add-in では,Delphi アプリケーションでオブジェクトをテストするときに使用できるテスト・オブジェクト,メソッド,およびプロパティが提供されます。 詳細については,『UFT One Object Model Reference for GUI Testing』の「Delphi」セクションを参照してください。 |
Delphi Add-in Extensibility |
購入時の UFT One Web Add-in ではサポートされないサードパーティ製およびカスタムの Delphi コントロールのテストのサポートを開発します。 詳細については,Delphi Add-in Extensibilityを参照してください。 |
前提条件 |
Delphi Add-in には,アドインの依存関係はありません。 Delphi アプリケーションを開くタイミングは,UFT One を開く前でも後でも構いません。 ほとんどの場合,Delphi アプリケーションはテストの前に,UFT One エージェントでコンパイルする必要があります。詳細については,Delphi アプリケーションのコンパイルを参照してください。 32 ビット Delphi アプリケーションは,サポート・マトリクスに Delphi エージェントレスのサポート対象としてリストされているバージョンの Delphi でビルドされていれば,エージェントでコンパイルしなくてもテストできます。 UFT One バージョン 2022 以降:Delphi エージェントレス・アプリケーションは,64 ビット Windows オペレーティング・システムでのみテストできます。 |
設定
次の表に,Delphi アプリケーションをテストするための UFT One 設定オプションを示します。
設定オプション |
[Windows アプリケーション]表示枠を使用。([ツール]>[オプション]>[GUI テスト]タブ>[Windows アプリケーション]) |
記録と実行環境設定 |
[Windows アプリケーション]タブを使用。([記録]>[記録と実行環境設定]) 場合によっては,[指定したアプリケーションだけで記録して実行する]オプションを選択している場合,この設定はオブジェクト・スパイなどの指差し操作によって認識されるアプリケーションにも適用(制限)されます。 |
ActiveScreen キャプチャのカスタム設定 |
[Windows]セクションを使用。 ([ツール]>[オプション]>[GUI テスト]タブ>[ActiveScreen]表示枠>[カスタム レベル]) |
アプリケーション領域の[追加設定] |
[アプリケーション]表示枠を使用。 アプリケーション領域ウィンドウ内で,[追加設定]をクリックし,サイドバーで[アプリケーション]を選択します。 |
その他の参照項目: