XML チェックポイント

関連:GUI テストとスクリプト GUI コンポーネント

XML チェックポイントを使用して,Web アプリケーションの一部を構成している XML データ・ファイルや XML ドキュメントの内容を検査できます。

Web ページやフレームに含まれる XML ドキュメント,XML ファイル,XML をサポートするテスト・オブジェクト(WebXML テスト・オブジェクトなど)に対するチェックポイントを実行できます。XML チェックポイントは,指定した XML 要素,XML 属性,および XML 値の現在値とその期待値とを比較する確認ポイントです。実行セッション中,UFT One によって,チェックポイントの期待結果と現在の結果が比較されます。

作成可能な XML チェックポイントには,次の種類があります。

  • XML Web ページ/フレーム・チェックポイント:Web ページまたはフレーム内の XML ドキュメントを検査します。

  • XML ファイル・チェックポイント:指定した XML ファイルを検査します。

また,UFT One には,XML データに関して使用できるスクリプト・メソッドがいくつか用意されています。これらのスクリプト・メソッドを使用して,既存の XML データからデータを取得し,新規の XML オブジェクトを返すことができます。そのためには,XMLUtil オブジェクトまたは WebXML オブジェクトを使用して XML データを返し,サポートされている XMLData オブジェクトおよびメソッドを使用して返されたデータを操作します。

XML オブジェクトとメソッドの詳細については,『UFT One Object Model Reference for GUI Testing』の「Supplemental Objects」を参照してください。

注: XML チェックポイントは名前空間標準と互換性があります。期待値と実際の値との間で名前空間に変化があると,チェックポイントは失敗します。

XML 標準の詳細については,http://www.w3.org/XML/を参照してください。

名前空間標準の詳細については,http://www.w3.org/TR/1999/REC-xml-names-19990114/を参照してください。