GUI テストおよびコンポーネントのデータ・テーブルとデータ・シート

関連：GUI テストおよびコンポーネント

［データ］表示枠で GUI テストまたはコンポーネントを操作しているときは，Excel データ・シートを使って，データが保存されます。操作しているのがテストかコンポーネントかによって，使用できるデータ・シートのタイプは異なります。

シートのタイプ テスト/コンポーネント 説明
グローバル・シート テスト

グローバル・シートはテストの「マスタ」シートで，テスト内のすべてのアクション/テスト・ステップで使用可能なデータが含まれます。

テストを ALM に保存する場合や，テスト設定を使用する場合は，グローバル・シートにテスト・データを格納する必要があります。

UFT One は，グローバル・データ・シートの行ごとに，テスト全体の反復を実行できます。
アクション・シート テスト

アクション・シートには，特定のアクションに関連するデータが含まれます。テスト内の各アクションには，それ独自のアクション・タブがあり，このシートに格納されているデータは，アクションに含まれているステップのみで使用できます。

UFT Oneは，アクション・データ・シートの行ごとに，アクションの反復を実行できます。

アクションとシートは一致する必要があります。
コンポーネント・シート コンポーネント コンポーネント・シートには，特定のコンポーネントに関連するデータが含まれます。コンポーネントを作成する場合，そのコンポーネントは 1 つのシートで作成されます。そのコンポーネント内のデータは，コンポーネントに含まれているステップでのみ使用できます（これは，そのコンポーネントが後で BPT テストに追加される場合でも同じです）。

テストを実行すると，UFT One によって実行時データ・テーブルが作成されます。これは，テストに関連するデータ・テーブルの実使用版です。実行セッション中，UFT One によって［データ］表示枠に実行時データが表示され，データ・テーブルに変更が加えられる様子を確認できます。

実行セッション終了時に，実行時データ・テーブルが閉じられ，［データ］表示枠には格納されているデザイン時データ・テーブルが再度表示されます。実行セッション中に実行時データ・テーブルに入力されたデータは，テストとともには保存されません。実行時データ・テーブルの最後のデータは，（データ・テーブルを開くリンクとともに）実行結果に表示されます。

その他の参照項目：