既知の問題 - UFT One プログラム

関連:GUI テスト,コンポーネント,およびAPI テスト

このトピックでは,UFT One を使用する際の一般的なトラブルシューティングと制限事項について説明します。

Windows 10 以降での UFT

  • UFT One インストールが,常に最前面に表示されて他のアプリケーションを隠してしまうなどの予期しない動作をする場合,または最上位ウィンドウのテスト・オブジェクトの認識に問題がある場合は,次の回避策を参照してください:KM01339230
  • UFT One が Web サービス・テストを実行するためにセキュリティ設定を使用している WSE は,Microsoft による公式サポートの対象外になりました。

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Windows Update の影響を受ける UFT One

一部の Windows Update(たとえば,101803 ~ 101903)は,インストールされている UFT One プログラムに影響を与え,UFT One が正しく機能するのを妨げます。

根本原因:Windows Update により,UFT One で必要ないくつかのレジストリ・キーが削除されます。

解決策: 

UFT One バージョン 2021 R1 以降:

Windows Update の後で初めて UFT One を開くと,UFT One は,更新によって引き起こされたレジストリ・エラーを修正するレジストリ修復プログラムを実行します。

UFT One バージョン 2021.1 以前:

UFT One インストールを修復します。

  • インストール・ウィザードの使用:コンピュータにインストールされているプログラムのリストで,Micro Focus UFT One の[変更を選択します。実行される UFT One セットアップ・プログラムで,プログラムの[Repair]オプションを選択します。
  • コマンド・ラインの使用:MSIEXEC /q /fa <UFT One インストール・ファイル>\\Unified Functional Testing\MSI\Unified_Functional_Testing_x<64 or 86>.msi

注:インストールの修復を避ける必要がある場合は,Micro Focus サポート・チームに連絡して,この問題を修正する実行スクリプトを入手してください。

UFT One プログラム・ツール

UAC(User Account Control)オプションが有効になっていると,UFT One の一部ツールは使用できなくなります。

回避策:ツールの使用中,UAC オプションを一時的に無効にします。次の手順を実行してください。

Microsoft Windows 7 の場合:
  1. 管理者としてログインします。

  2. [コントロール パネル]から,[ユーザー アカウント]>[ユーザー アカウント]>[ユーザー アカウント設定の変更]を選択します。

  3. [ユーザー アカウント制御の設定]ウィンドウで,スライダを動かして[通知しない]にします。

  4. コンピュータを再起動して,この設定を有効にします。

  1. ツールの使用が終わったら,[ユーザー アカウント制御の設定]ウィンドウに戻り,スライダを前の位置に戻して,UAC オプションを有効にします。

Microsoft Windows 10 以降の場合:
  1. レジストリ・エディタを開きます(regedit コマンドを実行)。

  2. 次のキーに移動します。HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System
  3. EnableLUA DWORD 値を 0 に変更します。
  4. 変更内容を有効にするには,コンピュータを再起動します。

  1. ツールの使用が終わったら,レジストリ・エディタを開き,次の値を 1 に戻します。

    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System\EnableLUA

  2. 変更内容を有効にするには,コンピュータを再起動します。

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文字化け

UFT One は,UTF-16 のサロゲート・ペアおよび複合文字を完全にはサポートしていません。Run Results Viewer と,UFT One の一部インタフェース要素は,これらの文字を正しく表示しません。

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UFT One と DEP(Data Execution Prevention)

Windows 7(64 ビット)のオペレーティング・システムでは,DEP(Data Execution Prevention)フラグを[常に有効]に設定すると,UFT One は正しく動作しません。

回避策:DEP を無効にするか,重要なオペレーティング・システム・プロセスの場合にのみ設定を有効にします。

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異なるユーザ・アカウントによる UFT One の実行

UFT One では,同じマシンの異なる Windows セッションで,UFT One の複数のインスタンスから同時にテストを実行することができます。テスト対象のアプリケーションと異なるユーザ・アカウントで UFT One を起動すると,次の UFT One 関数が予期しない動作をする可能性があります。

  • 記録
  • テストの実行
  • スパイ

回避策:たとえば,記録と実行環境設定を使用して,UFT One からアプリケーションを起動します。

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