親オブジェクトの記述の識別に関する問題
関連:GUI テストおよびコンポーネント
テストまたはコンポーネント内の各オブジェクトは,親オブジェクトを基準にして識別されます。
アプリケーションにオブジェクトが表示されていて,オブジェクト・リポジトリとオブジェクト・スパイのオブジェクト・プロパティ値が同じであるにもかかわらず,Cannot identify object(オブジェクトを識別できません)エラーが表示される場合は,ステップで指定した親オブジェクトの中の 1 つの記述に問題があるか,そのオブジェクトのオブジェクト階層構造が学習時とは異なっている可能性があります。
オブジェクト階層構造のどのオブジェクトが問題を引き起こしているかを特定するには,次のいずれかを試してみます。
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アプリケーション内にあるオブジェクトのステップを再記録し,新しく記録したオブジェクトの親オブジェクトと問題のオブジェクトの親オブジェクトを比較します。次に,両オブジェクトの親オブジェクト階層構造を比較します。親オブジェクト階層構造が同じ場合は,オブジェクト・リポジトリで親オブジェクトの記述を比較します。
この比較の実行方法の詳細については,手順を追った説明を参照してください。
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オブジェクト階層構造内の親オブジェクトごとに Exist ステートメントを挿入し,テストまたはコンポーネントのこの部分を実行します。
Exist ステートメントの作成方法について順を追った説明が必要な場合は,ここをクリックします。
ヒント: [オブジェクト リポジトリ]ウィンドウの[アプリケーション内で強調表示]オプションを使用して,アプリケーション内で選択されたオブジェクトを見つけることもできます。
オブジェクトの親階層に問題が見つかったら,次のいずれかの解決方法を試します。
- オブジェクト記述に関する問題の解決方法を参考にして,問題のある親オブジェクトのオブジェクト記述を修正します。
- エディタで古い階層のすべてのインスタンスを検索し,見つかったインスタンスを親オブジェクトの記述を識別するためのオブジェクトの再記録に関する問題の例で説明されているように正しいオブジェクト階層構造に置き換えます。