[画面キャプチャ]表示枠([オプション]ダイアログ・ボックス>[GUI テスト]タブ)
関連:GUI テストとコンポーネント
この表示枠では,テスト対象アプリケーションの画像とムービーを UFT One がどのようにキャプチャするかを制御できます。
アクセス方法
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[ツール]>[オプション]>[GUI テスト]タブ>[画面キャプチャ]ノードを選択します。
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重要な情報
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[出荷時の標準設定に戻す]ボタンを選択すると,[オプション]ダイアログ・ボックスのすべてのオプションが標準設定にリセットされます。
詳細については,下記ムービーをテスト結果へ保存を参照してください。
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この表示枠には次のユーザ・インタフェース要素が表示されます。
UI 要素
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説明
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静止画像キャプチャをテスト結果へ保存
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実行セッション中にアプリケーションの画像をキャプチャし,テスト結果に保存するタイミングを UFT One で設定します。実行結果に画像がある場合,UFT One では,実行結果のステップ・サマリ情報に画像が表示されます。
- 常に:実行時にすべてのステップの画像をキャプチャします。
- エラー発生時:失敗したステップのみについて,画像をキャプチャします。これが標準設定です。
- エラーおよび警告発生時:失敗または警告のステータスを返したステップのみについて,画像をキャプチャします。
注:この設定に基づいて,実行結果で,次の内容が表示または非表示になります。
- XML チェックポイントおよび XML 出力値の結果の詳細
- ビットマップ・チェックポイントの画像(期待,実際,差異)
モバイル・テストの場合は GIF として保存:静止画像ではなく,指定したステップのアニメーション GIF ファイルをキャプチャするように UFT One に指示します。このオプションは次のようにサポートされています。
- Digital Lab(UFT Mobile) バージョン 3.4 以降を使用する必要があります。
- AWS Device Farms に保存されているモバイル・デバイスではサポートされません。
次の場合,UFT One は,エラーの分析を支援するために,デスクトップ全体の静止画像をキャプチャします。
- テスト実行中に一般エラーが発生する。
- エラーまたは警告のみを対象として Digital Lab(UFT Mobile) で GIF をキャプチャするように設定したが,エラーが UFT One で発生した。たとえば,ステップのオブジェクトが,オブジェクト・リポジトリになかった場合など。
画面キャプチャは,該当するテスト・オブジェクトが認識された後,各ステップでキャプチャされます。
テスト対象のアプリケーションのテクノロジに応じて,オブジェクトで操作が実行される前または後にスナップショットが作成されます。
- 前:AI ベースのテスト,および次のアプリケーション・タイプ:.NET,ActiveX,Flex,Java,MSAA(Microsoft Active Accessibility),Oracle,PowerBuilder,SAP Fiori,標準 Windows,ターミナル・エミュレータ,UIA,Visual Basic
- 後:Insight テスト,および次のアプリケーション・タイプ:Delphi,DevExpress,PDF,QT,SAP(Fiori を除くすべて),SiebelOpenUI,Silverlight,Stingray,Digital Lab(UFT Mobile),VisualAge,Web
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ムービーをテスト結果へ保存
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実行セッション中にアプリケーションのムービーをキャプチャして実行結果に保存するタイミングを UFT One で設定します。実行結果にムービーがある場合,UFT One では,ムービーを開いて再生できるリンクが表示されます。
標準設定ではこのオプションは無効です。
このオプションを有効にするには,チェックボックスを選択し,リストからオプションを選択します。
- 常に:実行時にすべてのステップのムービーをキャプチャします。
- エラー発生時:失敗したステップのみについて,ムービーをキャプチャします。
- エラーおよび警告発生時:失敗または警告のステータスを返したステップのみについて,ムービーをキャプチャします。
重要:
- プライマリ・モニタのみの記録:画面レコーダは,プライマリ・モニタ上で実行される操作をムービーに記録します。したがって,ディスプレイが複数ある場合は,テストまたはコンポーネントを記録または実行する際,プライマリ・ディスプレイにアプリケーション全体が表示されていることを確認してください。
- デスクトップ全体の記録:画面レコーダは,デスクトップ全体をムービーに保存します。実行セッション中に UFT One を最小化することにより,ムービーの記録中,UFT One ウィンドウによってアプリケーション表示が部分的に隠れてしまうことがなくなります。
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エラーと警告の前に保存するムービー・セグメントの最大サイズ(KB)
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エラー(または警告)ごとにムービー・セグメントを保存するよう UFT One を設定します。各セグメントには,失敗したステップ(または警告)までの指定したキロバイト数のムービーが含まれます。400(0.4MB)から 2097152(2GB)までの任意の値を入力できます。実行セッション中に複数のセグメントがキャプチャされた場合,UFT One は,1 つのムービーにムービー・セグメントをすべてまとめて保存します。
注: このオプションが有効になるのは,[ムービーをテスト結果へ保存]オプションで[エラー発生時]または[エラーおよび警告発生時]を選択した場合のみです。
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実行全体のムービーを保存
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エラー(または警告)が 1 つでも発生した場合に,実行全体のムービーを保存するよう UFT One を設定します。
注: このオプションが有効になるのは,[ムービーをテスト結果へ保存]オプションで[エラー発生時]または[エラーおよび警告発生時]を選択した場合のみです。
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サウンドを記録
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アプリケーションのムービーと一緒にサウンドを保存するように,UFT One を設定します。
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プレーンな壁紙を設定
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実行セッション中のデスクトップの壁紙を青一色に設定します。
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ウィンドウをドラッグするときに内容を表示しない
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実行セッション中にウィンドウがドラッグされたときに,ウィンドウの輪郭だけを表示して,内容は表示しないように Windows を設定します。
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[インストール]/[アンインストール]ボタン
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画面レコーダ・キャプチャ・ドライバをインストールまたはアンインストールします。画面レコーダ・キャプチャ・ドライバは,ムービー記録中の画面レコーダのパフォーマンスを向上させます。
注: リモート接続を使って UFT One を実行する場合は,画面レコーダ・キャプチャ・ドライバのインストールおよびアンインストールはできません。
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