サーバ側の実行でのテスト実行

関連:GUI テストおよび API テスト

テストをラボ管理が可能な ALM サーバ上に保存すると,サーバ側の実行でテストを実行します。ALM でサーバ側の実行を利用すると,UFT One テストをリモート・ホスト上で,事前に設定された日時またはアドホック・ベースで実行できます。ユーザがホストにログインして,テスト実行を開始および制御する必要はありません。

反対に,クライアント側の実行では,ALMUFT One テストを実行しているホスト・コンピュータにユーザがログインする必要があります。または,ユーザがログインせずにホスト・コンピュータで UFT One テストを実行できるように,リモート接続用に UFT One を設定する必要があります。詳細については,リモート・コンピュータにインストールされた UFT One を使用したテストの実行を参照してください。

ALM 上でサーバ側の実行を設定するには,次の手順を実行します。

  1. [テスト]>[テスト ラボ]モジュールで,機能テスト・セットを作成します。機能テスト・セットとは,複数の自動テストまたはテスト設定を ALM プロジェクトにまとめたものであり,それぞれの目的に合わせて設計されています。

  2. [ラボ リソース]>[テスティング ホスト]モジュールで,テストをリモートで実行できるホストを選択します。

  3. テストを異なる環境や状況で実行する際に特定のパラメータに異なる値を使用する場合は,[ラボ リソース]>[AUT 環境]モジュールで AUT パラメータを定義します。

  4. [テスト]>[タイムスロット]モジュールで,自動テスト実行をスケジュールするか,手動で実行するために使用するタイムスロットを予約します。

    ヒント: テストをアドホックで実行する場合は,タイムスロットを予約する必要はありません。

追加情報については,Application Lifecycle Management ユーザーズ・ガイドを参照してください。

UFT One では,テスト・パラメータを ALM AUT 環境パラメータにリンクできます。これにより,UFT One テストをサーバ側の実行で実行するときに,ALM から渡された AUT 環境パラメータ値をテストで使用できるようになります。詳細については,AUT 環境パラメータを参照してください。

注: サーバ側の実行は,ALM エディションおよび LoadRunner Enterprise エディションでのみ使用できます。また ALM プロジェクトのラボ管理サポートも必要です。

その他の参照項目: