フロー制御アクティビティの使用

関連:API テスト のみ

このトピックでは,フロー制御アクティビティを使用する方法について説明します。

このトピックの内容:

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条件ステップの追加

条件ステップを使用すると,前のステップの結果に応じて別のテストのパスを指定できます。これは,アプリケーションのコードでの If...Else 関数と同等です。

  1. [ツールボックス]表示枠で[フロー制御]アクティビティ・ノードを展開し,[条件]ステップをキャンバスにドラッグします。

    はい」および「いいえ」の分岐があるテスト・ステップがキャンバスに表示されます。

  2. ステップの各分岐にトリガを設定します。

    はい」または「いいえ」の分岐のトリガは,次の方法で設定できます。

    テスト・ステップの出力の条件を指定します。
    1. [プロパティ]表示枠の[条件]タブで,[条件の使用]オプションを選択します。条件プロパティが表示されます。

    2. 変数]フィールドで,[データ ソースにリンク]ボタンをクリックします。

    3. [リンク元の選択]ダイアログ・ボックスで,前のステップの出力にリンクします。

      [変数]フィールドは,条件をトリガする値を設定するようなステップにリンクする必要があります。

    4. [変数]フィールドで選択したステップに対して,期待する[]と[演算子]を指定します。

    イベント・ハンドラを使用します。
    1. [プロパティ]表示枠の[条件]タブで,[イベントの使用]オプションを選択します。

    2. イベント]タブの[条件]行で,ドロップダウン矢印をクリックし,[標準設定のハンドラの作成]を選択します。ドキュメント表示枠に TestUserCode.cs ファイルが開きます。

    3. TestUserCode.cs ファイルの IfElse<#>_OnCondition セクションで,TODO セクションをイベント・ハンドラに置き換えます。

  3. アクティビティを条件ステップの[はい]および[いいえ]分岐にドラッグして,条件の結果に基づいて実行されるステップを作成します。

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ループの追加

  1. [ツールボックス]表示枠で[フロー制御]アクティビティ・ノードを展開し,[ループ]ステップをキャンバスにドラッグします。

  2. [プロパティ]表示枠の[入力]タブで,ループのタイプを選択し,ループのプロパティを定義します。

    次のいずれかのループ・タイプを選択します。

    • 'For' ループ

      このループは,含まれているステップを指定回数だけ実行します。ループの反復回数を設定してください。

      注: 反復回数が別の場所(前のステップの結果や,データ・テーブルなど)で定義されている場合は,[反復回数]プロパティの[]セルで[データ ソースにリンク]ボタンをクリックして,そのプロパティにリンクします。

    • 'Do While' ループ

      このループは,特定の条件が満たされるまで無限に実行されます。条件が満たされると,テストはループに続くステップに進みます。

      ループ実行のプロパティは,次の方法で設定できます。

      条件を指定します。
      1. [プロパティ]表示枠の[条件]タブで,[条件の使用]オプションを選択します。条件プロパティが表示されます。

      2. 変数]フィールドで,[データ ソースにリンク]ボタンをクリックします。

      3. [リンク元の選択]ダイアログ・ボックスで,前のステップの出力にリンクします。

        変数]フィールドは,条件をトリガする値を設定するようなステップにリンクする必要があります。

      4. [変数]フィールドで選択したステップの値に対して,[]と[演算子]を指定します。

      イベント・ハンドラを使用します。
      1. [プロパティ]表示枠の[条件]タブで,[イベントの使用]オプションを選択します。

      2. イベント]タブの[条件]行で,ドロップダウン矢印をクリックし,[標準設定のハンドラの作成]を選択します。ドキュメント表示枠に TestUserCode.cs ファイルが開きます。

      3. TestUserCode.cs ファイルの Loop_OnCondition セクションで,TODO セクションをイベント・ハンドラ・コードに置き換えます。

    • 'For Each' ループ

      このループは,選択したコレクション(通常は配列)内の各項目を 1 回実行します。このループを別のステップのコレクションにリンクするには,[データ ソースにリンク]ボタンをクリックし,[リンク元の選択]ダイアログ・ボックスでコレクションを選択します。

  3. アクティビティをループ内にドラッグします。

  4. データ・ソースをループに関連付けます。

    特定のデータ・ソースを割り当てて,現在のループで使用できます。そのデータ・ソースのデータは,ループに含まれるすべてのステップで使用できるようになります。詳細については,テスト・フローまたはテスト・ループへのデータ・ソースの追加を参照してください。

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テストを一時停止/再開するステップの追加

次のステップをテストに追加すると,テストを一時停止および再開できます。

  • 中断:このステップは,テストを停止します。テストを再開するには,続行ステップを挿入します。

  • 続行:このステップは,中断ステップで停止したテストを再開します。

  • スリープ:このステップは,指定されたミリ秒の間テストを一時的に停止します。一時停止するミリ秒数は,ステップの[入力/チェックポイント]タブで入力します。

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待機ステップの追加

アプリケーションで非同期のサービス呼び出しを使用する場合,待機ステップは必須です。サービスを呼び出したら,待機ステップを挿入します。サービス呼び出しの応答を待つ間,テストは,そのステップで指定時間だけ待機します。

  1. [ツールボックス]表示枠で[フロー制御]アクティビティ・ノードを展開し,[待機]ステップをキャンバスにドラッグします。

  2. [プロパティ]表示枠の[入力/チェックポイント]タブで,ステップのプロパティを設定します。

    • タイムアウト:テストを一時停止するミリ秒数。

    • 次のステップからタイムアウトを開始:UFT One が応答を待つステップ。

    • タイムアウト時のアクション:タイムアウトの終わりに達してもステップの応答を受けとれなかった場合のアクション。

    • 完了イベント:タイムアウトの完了を示すイベント。

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