サービスおよびアセンブリの更新
関連:API テスト のみ
[ツールボックス]表示枠にあるサービスを元の場所または代替の場所から更新することができます。
Web サービスの場合
サービスを更新すると,まず UFT One でサービス名とポート名が比較されます。ポート名が一致した場合,UFT One によって,新しいセキュリティ情報を含む,更新されたサービスのすべてのデータが転送されます。サービスの新しいバージョンに元のサービスになかったポートが含まれている場合には,そのポートが[ツールボックス]表示枠にサービスの追加ポートとして追加されます。
ポートのパス(<サービス名:ポート名> の組み合わせ)が一致せず,セキュリティがポート・レベルで設定されていた場合には,UFT One でポート・セキュリティの更新ウィザードが表示されます。
RPC Web サービスを更新した場合,操作名が一致する限りは,プロパティは解決済みとしてマークされます。操作名を解決できない場合,UFT One でウィザードが表示されます。元の操作にマップすることができる操作がない場合は,影響を受けるステップを削除することを提案するメッセージが表示されます。
タスクの詳細については,Web サービスの更新を参照してください。
REST サービスの場合
REST ステップをテストに組み込んだ後にそのプロパティを変更すると,ツールボックスのメソッドと一致しなくなってしまいます。ツールボックスで定義されたメソッドと一致するように,変更を維持するか,ステップが競合を削除することができます。
次の領域で競合が発生する可能性があります。
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入力または出力プロパティの追加あるいは削除
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入力または出力プロパティの名前変更
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REST サービス URL の変更
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HTTP 要求/応答の本文タイプまたはスキーマの変更
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REST プロパティとその内部 HTTP 要素間の内部リンク(UFT One 11.51 以前または Service Test 11.51 以前で作成された API テストで作業している場合)
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HTTP メソッド
REST メソッド・ステップの解決ウィザードでは,競合を表示し,テスト・ステップで競合を処理する方法(競合を維持する,削除する,またはマップする)を決定することができます。このウィザードでプロパティ関連の競合を解決してください。他の競合(たとえば,URL 値,HTTP 本文などの不一致)は,自動的に解決されます。
SAP IDoc または RFC の場合
SAP RFC および IDoc は元の場所,または別の接続や場所から更新できます。
[更新]オプションは,元の場所から項目を自動的に更新します。UFT One では,元の接続から同じ名前で RFC/IDoc に対する情報がロードされます。
[更新元]オプションでは,別の接続情報,または同じサーバ上で別の RFC/IDoc の名前を指定できます。
UFT One が元の RFC/IDoc 名と更新された RFC/IDoc 名,またはそれらのプロパティの間に不一致を検出すると,ステップの更新ウィザードが有効になります。このウィザードでは,元の項目と新しい項目を割り当てることができます。詳細については,SAP RFC または IDoc の更新を参照してください。
その他の参照項目: