既知の問題 - Flex Add-in
Adobe Flash Player の廃止に伴い,UFT One では,標準では Flex Add-in がサポートされなくなりました。
Flex Add-in が必要な場合は,OpenText サポートにお問い合わせください。
一般的な制限事項
Flex Add-in には,Adobe Flex Add-in for QuickTest との後方互換性がなく,異なるセットのテスト・オブジェクト,メソッド,プロパティが使用されます。Adobe Flex Add-in を使用して記録された従来の QuickTest テストは使用できず,UFT One Flex Add-in で使用できるようにアップグレードできません。
Flex Add-in は,クロスドメインまたはクロスホストの Flex アプリケーションをサポートしません。このタイプの Flex アプリケーションの HTML ファイルと SWF ファイルは,別のドメインまたは同じドメイン内の別のホストによって提供されます。たとえば,www.mysite.com の HTML ページが www.anothersite.com にある SWF ファイルを参照する場合や,content.mysite.com を参照する場合などがこれに該当します。
Flex Add-in は,拡張保護モードが有効になっている場合,Internet Explorer 11 でサポートされません。
UFT One での Flex アプリケーションのテストは,Internet Explorer の 32 ビット・バージョンでのみサポートされています。
UFT One Flex Runtime Loader は,mx::AreaChart コントロールを含むアプリケーションをサポートしていません。
Flex アプリケーションと通信するために,UFT One は,24654 ~ 24663 の範囲内で利用可能なポートを選択します。これらのポートの少なくとも 1 つは UFT One コンピュータで利用可能であることを確認してください。
Windows サーバでは,複数のユーザが UFT One の複数のインスタンスを実行できます。Flex アプリケーションをテストするには,UFT One のインスタンスごとに,この範囲内のポートを 1 つ使用できることが必要です。
Flex アプリケーションをテストしているときに,UFT One と Flex アプリケーションを開いてから,アプリケーション内のオブジェクトを UFT One が認識できるようにまでに,(最大 1 分の)遅れが生じることがあります。これは,使用可能なポートを探すのにかかる時間が原因です。UFT One は,この範囲内のポートを順次スキャンするときに,各ポートでソケット接続がタイムアウトになるのを待ちます。
Flex SDK バージョン 3.6.0 を使用している場合,Flex アプリケーションをコンパイルするときには,Flash Player の対象バージョンを 10.2 以上に設定する必要があります。
Flex SDK バージョン 3.6.0 を使用している場合,エージェントのプリコンパイルは,アプリケーションをテストに備えて準備するためにサポートされている唯一の方法です。Runtime Loader メソッドと Flash Player Debugger メソッドはサポートされていません。
オブジェクトの認識
Flex テスト・オブジェクトに対しては[ActiveScreen]表示枠が完全にサポートされておらず,記録されたステップが正しく表示されない場合があります。
Web ブラウザで開いた Flex アプリケーションのオブジェクトを識別する場合,FlexWindow の最上位のテスト・オブジェクトは,Page オブジェクトに含まれています。
UFT One Flex Add-in は,Advanced Data Grid コントロールを FlexTable テスト・オブジェクトとして認識し,これらのコントロールに対して基本的なテーブル機能をサポートします。さらに,UFT One は,このタイプのテーブルに対して ExpandRow,CollapseRow,SortByColumn 操作をサポートします。Advanced Data Grid のその他の機能はサポートされません。
Flex Add-in は,mx.controls::OLAPDataGrid Flex コントロールをサポートしていません。

