ネイティブ・プロパティ/ネイティブ操作

関連:GUI テストおよびコンポーネント

特定のテスト・オブジェクトで利用可能な操作または記述プロパティによって必要な機能が提供されていない場合,Object プロパティを使用することで,アプリケーションの任意の実行環境オブジェクトのネイティブの操作およびプロパティにアクセスできます。

.Object メソッドを挿入した後に,ステートメント補完機能をオブジェクトのプロパティに対して使用して,オブジェクトに対して利用可能なネイティブの操作とプロパティのリストを表示します。

ヒント: また,オブジェクトが Web オブジェクトの場合には,プログラム的記述の中で attribute/property の形式でネイティブ・プロパティを参照できます。

Object プロパティの詳細については,『UFT One Object Model Reference for GUI Testing』の該当プロパティを参照してください。

ネイティブ・プロパティの取得

任意の実行環境オブジェクトのネイティブ・プロパティにアクセスするには,Object プロパティを使用します。たとえば,ActiveX カレンダの内部 Day プロパティについて現在の値を取得するには,次のようにします。

Copy code
Dim MyDay
Set MyDay = Browser("index").Page("Untitled").ActiveX("MSCAL.Calendar.7").Object.Day

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ネイティブ操作のアクティブ化

任意の実行環境オブジェクトの内部操作をアクティブ化するには,Object プロパティを使用します。たとえば次のようにすることで,エディット・ボックスのネイティブ focus メソッドを呼び出すことができます。

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Dim MyWebEdit 
Set MyWebEdit = Browser("Advantage Shopping").Page("Advantage Shopping").WebEdit("username").Object
MyWebEdit.focus

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