ステップの自動的なパラメータ化

関連:GUI テストのみ

記録セッションの最後に,テスト・アクション内のステップを自動的にパラメータ化するように UFT One を設定できます。これにより,異なるデータ・セットを参照することで,さまざまな目的またはシナリオに使用できるアクションを作成できます。

このオプションを有効にするには,[オプション]ダイアログ・ボックスの[GUI テスト]タブの[一般]ノード([ツール]>[オプション]>[GUI テスト]タブ>[一般]ノード)で[次を使用して、自動的にパラメータ化する]オプションを選択します。このオプションは,[グローバル データ テーブル パラメータ]または[テスト パラメータ]を使用するように設定できます。詳細については,[一般]表示枠([オプション]ダイアログ・ボックス>[GUI テスト]タブ)を参照してください。

このオプションの選択時に記録セッションを停止すると,グローバルなデータ表示枠パラメータまたは[オプション]ダイアログ・ボックスのテスト・パラメータの選択に基づいて,ステップのテスト・オブジェクト操作引数の定数値が,データ表示枠パラメータまたはアクション・パラメータのいずれかに置き換えられます。

一般に,単純な定数値(文字列,数値,ブール値)のテスト・オブジェクトとユーティリティ・オブジェクトの操作引数がパラメータ化されます。このため,次のものがメソッド引数に含まれている場合,パラメータ化されません。

  • すでにパラメータ化されている引数

  • 変数

  • 列挙定数(例:micLeftbtn

  • 式(例:x = 3

  • 値の割り当て(例:Window("Notepad").WinMenu("Menu").ExpandMenu = True)

  • 数値演算またはその他の連結演算(例:"Hello World" & micCtrl & "S"

  • VBScript ステートメント(例:msgbox "hello"

  • VBScript 言語ステートメント(例:For,If,Do,While

  • 関数ライブラリから呼び出される関数内のステップ,またはアクション内で直接定義された関数またはサブルーチン内のステップ