GUI テストでの JSON ファイルのデータの使用

関連：GUI テスト

アプリケーションのテスト・データを JSON ファイルに保存し，1 つのテスト・スクリプトを用意して，ファイル内のすべてのテスト・データに対してテストを実行できるようにします。

このトピックは，JSON ファイルに保存されているデータを GUI テストで使用する方法についてのチュートリアルです。

このトピックの内容：

概要

GUI テストを扱うときは，入力データを JSON ファイルのデータ・ソースに保存できます。たとえば，Web アプリケーションのアカウント登録機能をテストする場合は，複数の資格情報セットを JSON ファイルに保存し，そのファイルからスクリプトにデータを取得して実行できます。

UFT One には，JSON ファイルからデータを取得する Parse メソッドが用意されています。このメソッドの詳細については，『UFT One Automation Object Model Reference』の JsonUtil オブジェクトを参照してください。

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JSON ファイルを使用した登録ページのテスト

シナリオ

このシナリオでは，Advantage Shopping Web サイトの登録ページをテストします。

手順

1. 複数のユーザ資格情報セットが含まれる JSON ファイルを作成し，ファイルをローカル・ファイル・システムに保存します。

   注:  

   • 複数のデータ・セットをテストするには，データを正しい書式で JSON 配列に格納してください。

   • この例では，チュートリアル目的のため，データを 3 セットのみ使用しています。

   {
   "users":[{
         "username"："remi.jullian",
         "password"："Aa123"
       },
       {
         "username"："remi.jullian",
         "password"："Aa1234"
       },
       {
         "username"："remi.jullian",
         "password"："Aa1235"
       }]
   }

2. テスト・スクリプトを作成します。

3. 次のテスト・ステップを追加して，JSON ファイルからデータを読み取り，アカウント登録機能をテストします。

   Browser("Advantage Shopping").Page("Advantage Shopping").WebElement("Username").Click
   ' JSON ファイルからデータを読み取ります
   Set Dom = jsonutil.Parse("C:\Users\_ft_auto\Desktop\test.json")
   Set users = Dom.GetArray("users")
   ' JSON ファイル内の各データ・セットを反復処理します
   For Each user in users
       username = user.getValue("username")
       password = user.getValue("password")
       Browser("Advantage Shopping").Refresh
       Browser("Advantage Shopping").Page("Advantage Shopping").WebEdit("usernameRegisterPage").Set username
       Browser("Advantage Shopping").Page("Advantage Shopping").WebEdit("emailRegisterPage").Set "12345@163.com"
       Browser("Advantage Shopping").Page("Advantage Shopping").WebEdit("passwordRegisterPage").Set password
       Browser("Advantage Shopping").Page("Advantage Shopping").WebEdit("confirm_passwordRegisterPage").Set password
       Browser("Advantage Shopping").Page("Advantage Shopping").WebCheckBox("i_agree").Set "ON"
       Browser("Advantage Shopping").Page("Advantage Shopping_2").WebButton("register_btnundefined").Check CheckPoint("register_btnundefined")
   Next

4. テスト結果を確認します。

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