[フォルダ]表示枠([オプション]ダイアログ・ボックス>[GUI テスト]タブ)

関連:GUI テストおよびコンポーネント

この表示枠では,テスト,コンポーネント,アクション,またはリソース・ファイルの検索に使用する検索パスを追加,削除,インポート,エクスポートできます。また,リソースをテストに追加する際に,リソースのパス・タイプを指定することもできます。

[フォルダ]表示枠へのアクセス

  1. 次のいずれかを実行します。

    • ドキュメント表示枠で GUI のテスト,アクション,コンポーネントにフォーカスがあることを確認します。

    • ソリューション・エクスプローラで,GUI テストまたはコンポーネント・ノード,あるいはその子ノードのいずれかを選択します。

  2. [ツール]>[オプション]>[GUI テスト]タブ>[フォルダ]ノードを選択します。

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検索リストにフォルダを追加

検索リストには,テスト,コンポーネント,アクションまたはファイルを検索する際に対象となるフォルダが含まれています。

検索リストにフォルダを追加すると,ほかのダイアログ・ボックスや呼び出しステートメントでテスト,コンポーネント,アクション,またはファイルを指定するときに,完全パスで指定する必要がなくなります。UFT One は,リスト内の検索パスの順序に基づいて,指定されたアクションまたはファイルを検索します。コンポーネントとアプリケーション領域の場合,ファイルはすべて ALM パスに格納する必要があります。

  • をクリックして新しいフォルダを検索リストに追加します。完全パス,相対パス,または ALM パスを追加できます。

  • ALM パスを追加するには,次の手順を実行します。

    • ALM に接続したら,をクリックします。

      UFT One[ALM] が追加され,ALM のパスを指定するための参照ボタンが表示されます。

    • ALM に接続されていない場合は Shift キーを押しながら をクリックします。

      UFT One[ALM] が追加されます。ここでパスを入力します。ALM のパス全体を手動で入力することもできます。入力する場合は [ALM] の後にスペースを追加する必要があります。例:[ALM] Subject\Tests

  • UFT OneALM のプロジェクト・フォルダを検索するのは,対応する ALM プロジェクトに接続しているときだけです。

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フォルダ検索リストのインポート/エクスポート

複数の UFT One コンピュータでフォルダ検索リストを再利用するには,[インポート...]/[エクスポート...]ボタンを使用します。ある UFT One コンピュータでフォルダを入力し,入力したフォルダを JSON ファイルにエクスポートしてから,そのファイルを別の UFT One コンピュータにインポートします。これにより,これらのフォルダを手動で追加する手間を省くことができます。

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リソース・パス・タイプの指定

UFT One で絶対パスを使用するか,相対パスを使用するか,テストにリソースを追加する際にプロンプトを表示するかを設定できます。

次のいずれかのオプションを選択します。

  • 常に相対パスを保存する:テストに追加されたリソースは,常に相対パスを使用して保存されます。

  • 常に絶対パスを保存する:テストに追加されたリソースは,常に絶対パスを使用して保存されます。

  • パスを指定するときに確認する:(デフォルト)相対パスを使用するように促すメッセージを表示するには,このオプションを選択します。詳細については,リソースの指定時に相対パスの使用を通知を参照してください。

テストの関連リソースを絶対パスから相対パスに変換

テスト・リソースが絶対パスで保存されている場合,この絶対パスを相対パスに更新できます。この変換を行うことで,テストの柔軟性が向上します。

関連リソースを相対パスに変換するには,次の手順を実行します。

  1. リソース・パス・タイプを[常に相対パスを保存する]に設定します。

  2. 絶対パスで保存されたリソースを持つテストを UFT One で開きます。

    [エラー]表示枠に警告メッセージが表示されます。

  3. この警告メッセージをダブルクリックします。

    ダイアログが開き,開いているテストに関連付けられたリソースの絶対パスを相対パスに変換できます。

  4. ダイアログ・ボックスで,パスを変換したいリソースを選択すると,UFT One は自動的に変換を行います。

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ALM に保存されたテストに関連するリソースの相対パスの置き換えに関する警告を表示する

関連リソースがリソースへの相対パスと一緒に保存されている場合,ALM からテストを開くたびに[エラー]表示枠に警告が表示されます。

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重要

  • 出荷時の標準設定に戻す]ボタンをクリックすると,ALM の接続情報,最近使用したファイルのリスト,および[オプション]ダイアログ・ボックスで定義されたすべての設定(起動オプション,UI レイアウト,GUI,API,BPT テスト・オプション,リモート接続資格情報など)を含むすべての製品設定がリセットされます。

  • 標準設定では,現在のテストまたはコンポーネントが検索リストに表示されます。これは削除できません。

    相対パスは,この現在のテストを基準にしています。

    リストに相対パスが表示されます。パスにカーソルを合わせると,UFT One がこのパスに使用する完全パスが表示されます。

  • テストの中で PathFinder.Locate ステートメントを使用すると,[フォルダ]表示枠で指定されたフォルダに基づく特定の相対パスに対応する,UFT One で使われるフル・パスを取得できます。詳細については,『UFT One Object Model Reference for GUI Testing』の「Utility Objects」の項の PathFinder オブジェクトを参照してください。
  • Quality Center または ALM を使ってリソースおよび依存関係モデルを使用する場合は,Quality Center または ALM の絶対パスを指定します。

  • UFT One は,検索リストに表示されているフォルダの順序で,指定されたテスト,コンポーネント,アクションまたはファイルを検索します。同じ名前のファイルが複数のフォルダに存在する場合,UFT One は最初に検出したファイルを使用します。

  • [オプション]ダイアログ・ボックスの[フォルダ]表示枠で,いずれかのフォルダ名にスラッシュが含まれる ALM フォルダ・パスが指定されている場合,UFT One はそのパスを解決できません。

    回避策:ALM でフォルダ名に使用されているスラッシュを削除するか,このフォルダを使用するパスは([フォルダ]表示枠を参照する相対パスではなく)絶対パスで指定します。

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その他の参照項目: