既知の問題 - データ・テーブル

関連:GUI テストと GUI スクリプト・コンポーネント

このトピックでは,データ・テーブルの使用に関する制限事項について説明します。

データおよび GUI のテストとコンポーネント

バリアント型の値として定義されている値をパラメータ化する場合,UFT One が[データ]表示枠からその値を取得するときに,文字列として取得されます。これは,[データ]表示枠に数値を入力した場合にも起こります。

Example: 次のようなステップの引数をパラメータ化する場合:WpfWindow("MyWindow").WpfComboBox("cb").Select 1[データ]表示枠に 1 を入力してステップを実行すると,値は文字列 "1" として取得され,ステップは失敗します。

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データ・シート名の自動短縮

Excel シート命名規則では,31 文字を超える,または [ ] 文字を含むシート名の使用が禁止されています。

したがって,15.0 以前のバージョンで作成されたデータ・テーブルを開くとき,シート名がこれらの規則に一致していない場合は自動的に変更されます。これは,31 文字を超える名前のアクションを作成したり,アクション名を 31 文字を超える名前に変更した場合にも発生します。

ほとんどのシート参照は,自動的に新しい名前を参照します。ただし,次のように,古い名前を明示的に参照する手順では,シート名を再記録または手動で更新する必要がある場合があります:DataTable.ValueDataTable.GetSheetSAPGUITable.Input

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データ・テーブルの内容の選択

  • データ・シートで複数のセルを選択できます。ただし,1 行目のパラメータ名と追加テーブル・セルを同時には選択できません。

  • 現在は,CTRL によるデータ・テーブル内の複数シートの選択はサポートされていません。

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データ・テーブルの内容の保存

データ・テーブルの変更を正常に保存するには,データ表示枠のクリック可能な領域の任意の場所をクリックし,Ctrl+S を押す必要があります。テストを実行する前に,データ・テーブルの内容を必ず保存してください。

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オートフィルのリストからのデータの入力

現在は,セルに最初の値を入力した後の,ENTER または TAB によるオートフィル値の入力はサポートされていません。

オートフィル・リストの値をデータ・テーブルに入力するにはを参照してください。

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結合されたセルを含むデータ・シート

結合されたセルを含まないデータ・シートを使用することをお勧めします。

結合されたセルがデータ・シートに含まれている場合,そのセルのデータは使用できず,一部の DataTable オブジェクト・メソッドが予期しない動作をする可能性があります。

UFT One 23.4 以前:DataTable.Import メソッドを使用して結合されたセルを含むデータ・シートをインポートすると,UFT One が予期しない動作をすることがありました。このようなデータ・シートは,[ファイル]>[設定]>[リソース]>[データ テーブル]を使用してインポートできます。

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英語以外の言語のデータ・シートのインポート

SQL ステートメントを手動で指定して,データベースから英語以外の言語の Excel データ・シートをインポートすると,インポートしたシートの 2 バイト文字が UFT One で文字化けして表示されます。

回避策:[データ]表示枠を右クリックし次のいずれかを選択して,データ・シートをインポートします。

  • [ファイル]>[ファイルからインポート]を選択して,データ・シートをインポートします。

  • [シート]>[インポート]>[ファイルから]を選択して,データ・シートをインポートします。

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その他の参照項目: