パフォーマンス・テスト製品および Application Performance Management 製品の UFT One GUI テストでの使用

関連:GUI テストのみ

UFT One では,アプリケーション全般の機能を検査し,アプリケーションのすべての要素があらゆる状況で期待どおりに動作することを確認する複雑なテストを作成できます。

UFT One を使用して,アプリケーションの機能をテストする一連のテストを作成して実行できたら,今度はアプリケーションがどれくらいの負荷を処理できるかを検証したり,アプリケーションが実行する様子を監視したりできます。

  • OpenTextパフォーマンス・テスト製品(LoadRunner Professional および LoadRunner Enterpriseは,一定の負荷または過負荷状態でのシステム全体のパフォーマンスと信頼性をテストします。負荷を生成するために,これらのパフォーマンス・テスト製品によって数百人の仮想ユーザが実行されます。これらの仮想ユーザは,一貫性のある再現可能かつ測定可能な負荷を提供し,現実のユーザとまったく同じようにアプリケーションを操作します。詳細については,LoadRunner Professional および LoadRunner Enterprise ヘルプセンターを参照してください。

  • OpenTextApplication Performance Management では,エンド・ユーザ体験をリアルタイムで監視できます。Business Process Monitor は監視対象アプリケーションを対象に仮想ユーザを実行して典型的なアクティビティを実行します。

すでに UFT One でテストを作成して,それがユーザのアクションをうまく表すことがわかっている場合は,そのテストをパフォーマンス・テストおよびアプリケーション管理の基盤として使うことができます。

サイレント・テスト・ランナーを使用して,テストが LoadRunner ProfessionalLoadRunner Enterprise,Business Process Monitor から正常に実行されることを事前に確認できます。

UFT One には,LoadRunner ProfessionalLoadRunner EnterpriseBusiness Process Monitor との統合のために特別に用意されているいくつかの機能があります。

注: これらの製品は,標準的なユーザ操作を同時に行う多数のユーザを表す仮想ユーザを使用してテストを実行するように設計されています。そのため,UFT One とこれらの製品を統合すると,一部の機能が利用できない場合があります。

Services オブジェクトとその関連メソッドを使用して,パフォーマンス・テストおよび Application Performance Management に特に関連のあるステートメントを挿入できます。次のようなメソッドがあります。

AddWastedTime
EndTransaction
SetTransaction
EndDistributedTransaction
LogMessage
SetTransactionStatus
GetEnvironmentAttribute
Rendezvous
ThinkTime
StartDistributedTransaction
StartTransaction
UserDataPointUserDataPoint

メソッドの詳細については,『UFT One Object Model Reference for GUI Testing』 の「Services」の項,およびパフォーマンス・テストまたは Application Performance Management のドキュメントを参照してください。

トランザクションの詳細については,トランザクションの測定を参照してください。

UFT One のメニュー・オプションを使用して StartTransaction ステートメントおよび EndTransaction ステートメントを挿入する方法の詳細については,[トランザクションの開始]ダイアログ・ボックスおよび[トランザクションの終了]ダイアログ・ボックスを参照してください。