テストまたはコンポーネントの保守

関連:GUI テストおよびコンポーネント

テストまたはコンポーネントは,UFT One によって実行できないステップが発生した場合,またはステップの結果が失敗を示している場合に失敗します。そのため,UFT One では,これらのテストおよびコンポーネントの保守と更新を行うことができます。

さまざまな種類のエラーが発生する可能性があります。

アプリケーションのエラー

多くの場合,これはテスト中のアプリケーションが正常に機能していないことが原因です。たとえば,チェックポイントでテスト中のアプリケーションに予期しない状況が発生した場合などです。

UFT One は,アプリケーションの修正方法をわかりやすく説明した実行結果を提供します。

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アプリケーションの変更

テスト中のアプリケーションが変更されたことが原因で,テストまたはコンポーネントが失敗する場合もあります。その場合は,テストまたはコンポーネントを更新して,変更内容を反映する必要があります。

チェックポイントの場合は,更新実行モードを使ってテストまたはコンポーネント内のチェックポイントを更新して,アプリケーションの変更を反映します。

例: 例:

  • 標準設定値が <Enter value> であるエディット・ボックスがアプリケーション内に存在するとします。

  • 新しい値がエディット・ボックスに入力される前にこの値を確認するチェックポイントがあると仮定します。

  • アプリケーションの標準設定値が <Enter name> に変更されると,チェックポイントは失敗します。

アプリケーションの変更を反映するには,更新実行モードを使ってチェックポイントの期待値を更新します。

詳細については,更新実行モードを参照してください。

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欠落したオブジェクト

オブジェクト・リポジトリに,テストを実行するのに必要なオブジェクトがない場合があります。

UFT One には,これらの問題のいくつかを特定して解決するのに役立つツールが用意されています。

オブジェクトがアプリケーション内に存在しない

UFT One オブジェクト・リポジトリ内のオブジェクトの記述と一致するオブジェクトがアプリケーション内に見つかりません。

メンテナンス実行ウィザードを使用すると,テストまたはコンポーネントで使用するオブジェクトを識別できます。

親オブジェクトが変更されている

UFT One オブジェクト・リポジトリ内のオブジェクトと一致し,同じ階層を持つオブジェクトがアプリケーション内に見つかりません。

メンテナンス実行ウィザードを使用すると,テストまたはコンポーネントで使用するオブジェクトを識別できます。

オブジェクト記述プロパティの値が変更されている

UFT One オブジェクト・リポジトリ内のオブジェクトとほぼ同じであり,同じ記述プロパティ値を持つオブジェクトがアプリケーション内に見つかりません。

メンテナンス実行ウィザードを使用すると,テストまたはコンポーネントで使用するオブジェクトを識別できます。

オブジェクトがオブジェクト・リポジトリ内に存在しない

UFT One は,アプリケーション内のオブジェクトを識別しようとする前に,関連付けられたオブジェクト・リポジトリ内でテストまたはコンポーネントが参照するオブジェクトを検索します。

関連付けられているオブジェクト・リポジトリでテストまたはコンポーネントのオブジェクトが見つからない場合,メンテナンス実行ウィザードによってリポジトリに追加するアプリケーション内のオブジェクトを識別し,テストまたはコンポーネントで使用できます。

詳細については,メンテナンス実行モードを参照してください。

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