GUI テストのチェックポイント

関連:GUI テストおよびコンポーネント

UFT One では,テストまたはコンポーネントに検査を追加できます。「チェックポイント」は,指定したプロパティの現在値/オブジェクトの他の特性の現在の状態と,期待値/特性を比較する確認ポイントです。チェックポイントにより,アプリケーションが正しく機能しているかどうかを確認しやすくなります。たとえば,標準チェックポイントを実行して,実際のオブジェクト・プロパティ値が期待値と一致しているか確認でき,ビットマップ・チェックポイントを実行して,アプリケーションの可視部分が正しく表示されているか確認できます。

チェックポイントを追加すると,チェックポイント・ステップがキーワード・ビューの現在の行,およびテストとスクリプト・コンポーネントに追加され,エディタ内に Check CheckPoint ステートメントが追加されます。標準設定では,チェックポイント名にはチェックポイントが作成されたテスト・オブジェクトの名前が使用されます。チェックポイントに別の名前を指定するか,標準設定の名前をそのまま使用するかを選択できます。

テストまたはコンポーネントを実行すると,UFT One によって,チェックポイントの期待結果と現在の結果が比較されます。この 2 つの結果が一致しないと,そのチェックポイントは失敗となります。チェックポイントの結果は実行結果で見ることができます。

その他の参照項目: