Java Add-in 環境
Java Add-in では、動的変換サポート・メカニズムが使用されます。このメカニズムでは、設定を変更しなくても、複数の Java 環境(IBM JRE、Oracle JRE、Oracle JInitiator、Zulu OpenJDK など)、および Java バージョン(JRE 17、18 など)がサポートされます(サポートされている環境の一覧については、OpenText Functional Testing サポート・マトリクスを参照してください)。
注: 特定のバージョンの Java 環境で構築されたアプリケーションのテストをサポートするには、Java 環境変数を設定する必要があります。詳細については、Java 環境変数を参照してください。
動的変換サポート・メカニズム
動的変換サポート・メカニズムは、使用する Java 環境とバージョンに応じて、Java Add-in サポート・クラスが調整されます。このメカニズムは、Java 仮想マシンのツール・インタフェース(JVMTI)を使用します。
異なる Java 環境で Java Add-in を実行するときは、動的変換サポート・メカニズムは JAVA_TOOL_OPTIONS 環境変数で定義されている -agentlib:jvmhook オプションによって呼び出されます。
Java エージェントは java.library.path システム・プロパティに基づいて jvmhook.dll を検索します。Java コマンド・ライン -djava.library.path = <path> を使用したこのシステム・プロパティのオーバーライドを識別できます。
java.library.path プロパティに関する注意事項
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java.library.path システム・プロパティを上書きしても、jvmhook.dll が PATH 環境変数で定義されたパス、java.library.path、またはシステム・フォルダ(WINNT\system32、Windows\System32、または Windows\SysWOW64)にある限り、Java エージェントはこのファイルを識別できます。
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Java アドインがインストールされると、OpenText Functional Testing によって jvmhook.dll が System32 または SysWOW64 システム・フォルダにコピーされます。この操作が失敗する場合は、OS に応じて、<Installdir>\bin\java_shared\bin または <Installdir>\bin\java_shared\bin64 フォルダ、あるいは jvmhook.dll が存在するフォルダを PATH 環境変数に追加してください。
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標準では、java.library.path システム・プロパティの値はシステム・パスです。アプリケーションを異なるライブラリ・パスを使ってロードした場合は、jvmhook.dll を java.library.path 内の場所に追加するか、または java.library.path を変更して <Windows_installdir>/system32 を含める必要があります。
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<JRE ルート・フォルダ>/binフォルダは、常に java.library.path にあります。必要に応じて、jvmhook.dll をこのフォルダに手動でコピーできます。ただし、複数台のコンピュータを変更する必要がある場合は、java.library.path を変更するバッチ・ファイルを変更することをお勧めします。
タスクの詳細については、動的変換サポートの非アクティブ化(上級)を参照してください。

