既知の問題 - Stingray Add-in

このセクションでは、Stingray Add-in のトラブルシューティングと制限事項について説明します。

このトピックの内容：

一般

• Stingray サポートの設定をコンピュータ上のすべてのユーザに適用しても、OpenText Functional Testing を少なくとも 1 回開いたユーザには適用されません。

  回避策：OpenText Functional Testing を少なくとも 1 回開いたユーザには、Stingray サポートの設定をそれぞれ個別に適用します。

• Stingray Add-in がロードされている場合、OpenText Functional Testing は同一アプリケーション内で Unicode と非 Unicode の両方はサポートしません。

• 標準設定では、シングル・スレッドの Stingray アプリケーションだけがサポートされます。

  マルチスレッド・アプリケーションのサポートを提供するには、OpenText Functional Testing で、［ツール］＞［オプション］＞［GUI テスト］タブ＞［Stingray］ノードを選択します。［マルチスレッド化されている Stingray アプリケーションをサポートする］チェックボックスを選択し、［OK］をクリックします。OpenText Functional Testing を閉じてから再び開始します。

• プリコンパイル・エージェント・モードを使って構築された Stingray アプリケーションの場合、一度でも Stingray サポート設定ウィザードを使って Stingray ランタイム・エージェントを設定していると、そのアプリケーションに対するステップの記録、学習、または実行が失敗することがあります。

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アプリケーション・オブジェクト

• Stingray Add-in は、Objective Edit コントロールと Objective Chart コントロールはサポートしません。

• 標準設定では、以下のグリッド・クラスだけがサポートされています。

  • CGXBrowserView

  • CGXBrowserWnd

  • CGXGridWnd

  • CGXGridView

  • CGXGridHandleView

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テスト・オブジェクトとテスト・オブジェクト・メソッド

• ExpandAll メソッドは、Stingray ツリー・コントロールについてはサポートされません。
• GetCellData メソッドと SetCellData メソッドは、3000 文字までに制限されています。

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オブジェクトの認識

• ネストされたタブ・コントロールが対象の場合、一意の認識を可能にするために、オブジェクト・リポジトリ内の対応するエントリを手動で修正しなければならない場合があります。たとえば、既存の記述に元の識別子を追加しなければならないことがあります。

• コントロールのウィンドウ・ハンドルと Visual C ++ オブジェクトを相関させる MFC 内部マップに、Stingray コントロールのエントリがすべては含まれていないことがあります。Stingray Add-in は、アプリケーションから情報を取得するときにこのマップに頼っているので、このような場合に一部の Stingray コントロールを認識できない可能性があります。

  回避策：Stingray Add-in には、前述のような状況で MFC マップ・エントリの欠如に対する備えとして働く補助メカニズムが含まれています。このメカニズムを有効にするには、OpenText Functional Testing で、［ツール］＞［オプション］＞［GUI テスト］タブ＞［Stingray］ノードを選択します。［MFC マップをキャッシュする］チェックボックスを選択して［OK］をクリックします。OpenText Functional Testing を閉じてから再び開始します。

  このメカニズムはパフォーマンス・オーバーヘッドを生じさせるため、標準設定ではアクティブになっていません。

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記録

• 標準設定では、Stingray グリッドについて記録しているときには、エディット・ボックス、チェックボックス、およびドロップダウン（コンボ）リストがサポートされます。Stingray グリッドに埋め込まれているこれ以外の種類のコントロールは、部分的にサポートされるか、まったくサポートされません。

  CGXTabbedComboBox コントロールと CGXCheckBoxEx コントロール・タイプは、記録時にはサポートされません。

  回避策：サポートされているもの以外のコントロールを対象にするには、テストまたはビジネス・コンポーネントに SetCellData ステートメントを手動で追加します（セル内でのユーザのアクションを記録する代わりに）。

• Stingray ツリー・コントロール項目にツールヒントが備わっている場合、項目のラベルをクリックしてその項目を選択する操作の記録が失敗することがあります。

  回避策：要求された項目を、その項目のアイコンをクリックして選択します。

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