ビジネス・プロセス・テストの記録

関連：ビジネス・プロセス・テストまたはビジネス・プロセス・フロー

このタスクでは、ビジネス・プロセス・テストを記録する方法を説明します。

記録を行うと、コンポーネント・ステップや、さらには完全なビジネス・プロセス・テストもアプリケーション内に作成できます。その際、個別のコンポーネントとそれに関連付けられたアプリケーション領域を手動で作成しなくても、ステップの作成を開始できます。

記録時には、ユーザ・アクションを実行し、必要であれば追加コンポーネントを作成します。これで、完全なビジネス・プロセス・テストが自動的に作成されます。

注: このタスクは、より高いレベルのタスクの一部として実行されます。詳細については、ビジネス・プロセス・テストでテスト・ステップを作成するを参照してください。

前提条件

ビジネス・プロセス・テストまたはビジネス・プロセス・フローを作成するか、空のビジネス・プロセス・テスト/フローを開きます。

注: ステップを記録して、既存のテストに入れることはできません。

［オプション］ダイアログ・ボックスの［記録設定］表示枠（［ツール］＞［オプション］＞［BPT テスト］タブ＞［記録設定］ノード）で、次の設定を必要に応じて選択または選択解除します。

ビジネス・コンポーネント・パラメータを使用してステップを自動的にパラメータ化する	記録された各操作に対してコンポーネント・パラメータを作成し、これらのパラメータにステップの値をリンクするように OpenText Functional Testing に指示します。
BPTテストを作成する際に、新規に記録したコンポーネントを自動的にチェックインする	バージョン管理が有効な ALM プロジェクトを処理している場合は、記録の後ですべての新規コンポーネントをチェックインするプロンプトを表示するよう OpenText Functional Testing に指示します。
BPTテストを記録する際に、新規に記録したコンポーネントのスナップショットを自動的に作成する	BPT テストを記録するときに、アプリケーション・ウィンドウのスナップショットを撮るように OpenText Functional Testing に指示します。

［オプション］ダイアログ・ボックスの［一般］表示枠（［ツール］＞［オプション］＞［BPT テスト］タブ＞［一般］ノード）の［自動パラメータ化レベル］セクションで、次のいずれかのオプションを選択します。

ユーザ入力だけをパラメータ化：OpenText Functional Testing でユーザがアクション（テキストの編集など）を実行するオブジェクトのみをパラメータ化します。
すべてのステップをパラメータ化：OpenText Functional Testing でアプリケーションの所定のウィンドウ内のすべてのオブジェクトをパラメータ化します。

次のいずれかを実行します。
- OpenText Functional Testing ツールバーで、［記録］ボタンを押します。
- BPT ビューで、［新規ビジネスプロセステストまたはフローの記録］ボタンをクリックします。
［ビジネスコンポーネントの新規作成］ダイアログ・ボックスで、コンポーネントの［名前］、［場所］、標準設定の［アプリケーション領域］を指定します。
［追加］をクリックします。OpenText Functional Testing が最小化され、記録ツールバーが表示されます。

アプリケーションでユーザ・アクションを実行します。ステップを実行すると、実行したユーザ・アクションの数が、記録ツールバー（記録中のテスト名の隣）に表示されます。

記録ツールバーには、ユーザが使用する追加機能もあります。詳細については、GUI テストまたはコンポーネントの記録を参照してください。

記録ツールバーの［新規ビジネスコンポーネントの追加］ボタンをクリックします。
［ビジネスコンポーネントの新規作成］ダイアログ・ボックスで、コンポーネントの名前を指定します（コンポーネントは、記録セッションの開始時に入力したのと同じ場所に保存されます）。

これに続くステップは、作成したコンポーネントに記録されます。

記録ツールバーで、［停止］ボタンを押します。OpenText Functional Testing によってコンポーネントのロードと作成が行われ、テスト・キャンバスまたはグリッドに表示されます。

［オプション］ダイアログ・ボックスの［記録設定］表示枠でオブジェクトを自動的にパラメータ化するオプションを選択すると、［データ］表示枠と、［プロパティ］表示枠の［パラメータ］タブにパラメータが表示されます。

注: モバイル・ブラウザで記録を行っており、記録中に［キャンセル］ボタンを押した場合、記録を再度開始できません。この場合は、代わりに記録ツールバーの［停止］ボタンを押してください。
必要であれば、プロンプトが表示されたときに、［チェックイン］ダイアログ・ボックスで、バージョン管理された ALM プロジェクトに新しいコンポーネントをチェックインします。