ALM でのテストおよびコンポーネントの使用

関連:GUI テスト、コンポーネント、およびAPI テスト

ALM プロジェクトに接続する

前提条件:ALM サーバへのセキュア接続の設定の詳細については、お使いの ALM のドキュメントを参照してください。

ALM プロジェクトに接続するには、次の手順を実行します。

  1. ツールバーで[ALM 接続]ボタンをクリックします。[ALM 接続]ダイアログ・ボックスが開きます。

  2. ALM 接続]ダイアログ・ボックスで、サーバ名とユーザのログイン資格情報を入力します。

    注: URL の形式が、ブラウザを使用して ALM にアクセスする際の URL の形式と同じであることを確認します。たとえば、ブラウザで ALM サーバにアクセスする際に IP アドレスを使用している場合には、OpenText Functional TestingALM にアクセスする際にも IP アドレスを使用します。

  3. 接続]をクリックし、ALM サーバに接続します。OpenText Functional Testing は一時停止し、ALM サーバに接続します。

  4. ALM 接続]ダイアログ・ボックスの下の部分で、アクセスするドメインとプロジェクトを選択します。

  5. 接続]をクリックして、ALM プロジェクトにアクセスします。

    外部認証を使用して ALM サーバに接続する場合は、ログインの一環として外部証明書を選択するように求められます。

  6. OpenText Functional Testing を起動したらすぐに OpenText Functional TestingALM サーバに接続する場合は、[起動時に接続を復元]を選択します。

    このオプションは、ユーザが ALM 資格情報を使用して、ALM サーバがログインを処理する場合にのみ使用できます。外部認証を使用して ALM サーバに接続する場合は、[起動時に接続を復元]ボタンが無効になっているため、自分で ALM 接続を開始する必要があります。

  7. 閉じる]をクリックして[ALM 接続]ダイアログ・ボックスを閉じ、テストおよびコンポーネントの作業を開始します。

先頭に戻る

ALM サーバからシングル・サインオン(SSO)を使用してテスト実行をできるようにする

SSO 認証を必要とする ALM サーバから OpenText Functional Testing テストを実行するには、次の手順を実行します。

  1. ALM サーバと ID 管理(IDM)サーバの両方で、資格情報が正しくインポートされていることを確認します。

  2. ALM 環境を事前に設定します。

    この手順は、サイト・パラメータ ENABLE_CSE_V1 が存在し、Y に設定されていない場合にのみ必要です。

    ALM WebGate Customization Tool を使用して、ALM 環境を事前に設定します。このツールには、ALM で次の場所からアクセスします。

    http(s)://<ALM サーバ>:<ALM ポート>/qcbin>[ツール]>ALM WebGate Customization

    <ALM サーバ>:<ALM ポート>ALM サーバのアドレスです。

    詳細については、ALM のドキュメントに付属する ALM WebGate Customization Tool の Readme を参照してください。

    注: SSO 認証を必要とする ALM サーバを使用する場合は、WebGate Customization Tool で資格情報として ALM API キーを使用する必要があります。

先頭に戻る

ALM がテストまたはコンポーネントを実行できるようにする

OpenText Functional Testing の[オプション]ダイアログ・ボックスの[テスト実行]表示枠([ツール]>[オプション]>[GUI テスト]タブ>[テスト実行]ノード)で、[他の製品でテストおよびコンポーネントを実行可能にする]オプションを選択します。

セキュリティ上の理由で、OpenText Functional Testing アプリケーションへのリモート・アクセスは標準設定では有効になっていません。このオプションにより、ALM(またはほかのリモート・アクセス・クライアント)がテストを開いて実行できるようになります。

先頭に戻る

ALM からテストに完全アクセスできるようにする

ALM からのテストへのフル・アクセスを有効にするには、次のいずれかの場所から UFT One Add-in for ALM をインストールします。

  • OpenText Functional Testing のインストール開始のメイン画面で、UFT One Add-in for ALM を選択。

  • OpenText Application Delivery Marketplace。

先頭に戻る

リモート・エージェントを有効にする

使用中のコンピュータで Windows ファイアウォール有効になっている状態で、リモートの ALM クライアントからコンピュータ上でテストを実行するには、リモート・エージェントのファイアウォール例外を手動で作成する必要があります。

リモート・エージェントを有効にするには、次の手順を実行します。

  1. 使用中のコンピュータで、これまでに ALM または Quality Center クライアントを開いたことがあることを確認します。

  2. コマンド・ラインで Firewall.cpl を実行します。[Windows ファイアウォール]ダイアログ・ボックスが開きます。

    注: 以降の手順は、オペレーティング・システムによって異なる場合があります。

  3. 例外]タブをクリックします。

  4. プログラムの追加]ボタンをクリックします。

  5. [プログラムの追加]ダイアログ・ボックスで、ALM または Quality Center クライアントのインストール場所を参照し、次のいずれかのファイルを選択します。

    • bp_exec_agent.exe

    • ComWrapperRemoteAgent.exe

    • BptRemoteAgenApplication.exe

    注: この手順を繰り返して、関連するすべてのファイルを追加しなければならない場合があります。

  6. [プログラムの追加]ダイアログ・ボックスで[OK]をクリックします。[Windows ファイアウォール]ダイアログ・ボックスの[プログラムおよびサービス]リストに、ファイルが追加されます。

  7. OK]をクリックし、[Windows ファイアウォール]ダイアログ・ボックスを閉じます。

先頭に戻る

ALM サーバの外部証明書をインストールする

これは、ALM サーバを CAC(共通アクセス・カード)環境で実行している場合に必要です。

  1. 証明機関に次のものを要求します。

    • PEM 形式の証明機関証明書。名前を TrustedCA.pem に変更します。

    • PEM 形式の Web サーバ証明書。完全なサーバ名が、証明書に記述されている必要があります。名前を WebServerPublicCert.pem に変更します。

    • サーバ証明書の秘密鍵ファイル(PEM 形式)。名前を WebServerPrivateCert.pem に変更します。

    • 1 人のユーザのソフトウェア・クライアント証明書(共通アクセス・カードを使用しない場合)。

  2. 証明書ファイルを Web サーバ設定ディレクトリに配置します。

    注: 受け取った証明書の形式が異なる場合は、openssl を使用して変換できます。openssl は openssl の Web サイトからインストールできます。

    • CER から変換するには、openssl x509 -in /<Web サーバ・ディレクトリ>/conf/cert.cer -outform pem -out cert.pem を使用します。
    • PFX から変換するには、次の手順を実行します。 

      • openssl pkcs12 -in /<Web サーバ・ディレクトリ>/conf/cert.pfx -clcerts -nokeys -out certPublic.pem を使用して、公開鍵をエクスポートします。

      • openssl pkcs12 -in /<Web サーバ・ディレクトリ>/conf/cert.pfx -nocerts -nodes -out certPrivate.pem を使用して、秘密鍵をエクスポートします。

先頭に戻る

テンプレート・テストを作成する

あらかじめ定義されたテスト設定を持つテンプレート・テストを作成するには、この手順を実行します。このテンプレート・テストは、ALM で新しいテストを作成するときに使用できます。詳細については、テンプレート GUI テストの作成を参照してください。

先頭に戻る

OpenText Functional Testing リモート・エージェントの環境設定

OpenText Functional Testing リモート・エージェントの環境設定を行うには、次の手順を実行します。

  1. [スタート]メニューから、または<Installdir>\bin\UFTRemoteAgent.exe を実行して、リモート・エージェントを起動します。

    リモート エージェント]アイコンがタスク・バー・トレイに表示されます。

  2. リモート エージェント]アイコンを右クリックし、[設定]を選択します。[リモート エージェントの設定]ダイアログ・ボックスが開きます。

  3. このダイアログ・ボックスで、設定を表示または変更します。詳細については、 [リモート エージェントの設定]ダイアログ・ボックスを参照してください。

先頭に戻る

ALM プロジェクトから切断する

  1. ツールバーで[ALM 接続]ボタンをクリックします。

  2. ALM 接続]ダイアログ・ボックスの[プロジェクトにログインする]セクションで、[ログアウト]ボタンをクリックします。

  3. サーバに接続する]セクションで、[切断]ボタンをクリックします。

  4. 閉じる]をクリックして[ALM 接続]ダイアログ・ボックスを閉じ、OpenText Functional Testing の操作を続行します。

注: プロジェクトから切断すると、プロジェクトから開いているすべてのドキュメントが自動的に閉じます。

先頭に戻る

その他の参照項目: