既知の問題 - 標準的な API テスト・アクティビティ
関連:API テスト のみ
このトピックでは、標準の API テスト・アクティビティを使用するときの既知の問題について説明します。
システム・アクティビティ
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プログラムの終了:ワイルドカード式を使用しても、ウィンドウなしのプロセスの入力メソッドとして[ウィンドウ タイトル]を指定できません。
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プログラムの終了:64 ビット・マシン環境の場合、プログラムの終了アクティビティでは 64 ビット・アプリケーションを終了できません。ただし、ほかの 32 ビット・アプリケーションの終了は可能です。
Java アクティビティ
Java クラスの呼び出し |
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Java でカスタマイズしたアクティビティ |
各テストでサポートされる Java でカスタマイズされたアクティビティは 1 つだけです。 これは、JDK の制限により、OpenText Functional Testing が同じプロセスで複数の Java VM をサポートできないためです。
回避策:別の外部呼び出しを使用してアクティビティを追加します。 |
Network
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HTTP 要求/HTTP 受信者:トランザクションのネストはサポートされません。
回避策:既存のトランザクション内に新しいループ・アクティビティを追加します。新しく作成したループに、新しいトランザクション・ステップを追加します。ループの反復回数は 1 に設定してください。
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HTTP 要求/SOAP 要求:XSL を使用する XML ファイルはサポートされません。
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SOAP 要求:[テキスト]ビューと[グリッド]ビューを切り替えると、本文の任意のノードの下に追加した要素が、ヘッダの任意のノードの下に表示されることがあります。
回避策:[テキスト]ビューを開くと、XML が正しく表示されます。
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SOAP 要求:標準設定では、OpenText Functional Testing は、SOAP 要求ステップで受信した要求を SOAP 1.1 スキーマを使用して検証します。応答が SOAP 1.2 スキーマを使用する場合、検証は失敗します。
回避策:SOAP 要求ステップの応答本文で使用する SOAP 1.2 スキーマをインポートします。このスキーマは、OpenText Functional Testing のインストール時に <Installdir>\Addins\ServiceTest\WSImportTechnology\envelop1.2.xsd に保存されます。
データベース
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データベース・トランザクション・アクティビティでは、トランザクションのネストはサポートされません。
回避策:既存のトランザクション内に新しいループ・アクティビティを追加します。新しく作成したループに、新しいトランザクション・ステップを追加します。ループの反復回数は 1 に設定してください。
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ODBC でサポートされ、OLEDB でサポートされていないデータベースは、OpenText Functional Testing ではアクセスできません。
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OpenText Functional Testing のインストールには、Microsoft Access データベース・エンジンのバージョン 2016 が含まれています。そのため、Access 97 形式の .mdb ファイルはデータベース接続でサポートされなくなりました。
回避策:Access 97 形式の .mdb ファイルを引き続き使用するには、Microsoft Access 2016 を削除して Microsoft Access 2010 を再インストールするか、または Microsoft Access 2010 のインストールを修復します。
この既知の問題の詳細については、Microsoft のサポート・サイトの「Cannot Open a database created with a previous version of your application in Access 2013 and Access 2016」を参照してください。
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OpenText Functional Testing のインストールでは、Microsoft Access データベース・エンジンのバージョン 2016(32 ビット)がインストールされます。
Microsoft Access データベース・エンジン(64 ビット)を使用するには、Microsoft Access データベース 2016 をアンインストールしてから、Microsoft Access データベース・エンジン(64 ビット)をインストールする必要があります。
FTP
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FTP:パスを指定する FTP アクティビティで作業する場合は、完全パスを入力する必要があります。
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FTP ダウンロード:Linux サーバからのダウンロードでは、空フォルダをダウンロードできません。
IBM Websphere MQ
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MQ キューからメッセージを Get:MQGMO_MARK_SKIP_BACKOUT オプションはサポートされません。
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メッセージを MQ キューに Put、メッセージを MQ トピックにパブリッシュ:メッセージ本文の上限は 64K バイトです。このサイズを超えると、MQRC_CONVERTED_STRING_TOO_BIG ステータスが発行されます。これは IBM MQ の制限です。
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MQ ステップ:最新の[MQ キュー マネージャに接続]接続への IBM Websphere MQ ステップの自動リンクは、ステップがコンテナと同じレベルにある場合、または接続ステップが親コンテナにある場合にのみサポートされます。接続ステップがリーフ・コンテナにある場合、および接続を使用するステップが親コンテナまたは別のリーフにある場合、OpenText Functional Testing では自動リンクが作成されません。
回避策:[リンク元の選択]ダイアログ・ボックスを使用して、MQManager プロパティに手動でリンクします。
JSON
JSON 文字列に ASCII 以外の文字が含まれている場合、このファイルを UFT-8 エンコードで保存する必要があります。さもなければ、ファイル内の文字が OpenText Functional Testing で正しく表示されない可能性があります。
負荷テスト
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各オカレンスの LoadRunner Professional パラメータの詳細ポリシーでは、負荷が有効なテストの関連データ・マッピングはサポートされていません。
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Business Process Testing(BPT)コンポーネントとして作成されているテストは、負荷テストで使用することはできません。
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テストで IBM の MQ クライアントを使用する場合には、それらのテストを実行するすべてのマシンに MQ クライアントを必ずインストールしてください。
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リモート・ロード・ジェネレータで、他のテストへのアクションまたは呼び出しを含むテストは実行できません。この制限は、ローカル・ロード・ジェネレータでテストを実行する場合には適用されません。
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データ割り当て方法、[負荷テスト時に各仮想ユーザの固有の値を使用します]はすべての環境でサポートされているわけではありません。
Web ソケット
テスト内のアクション間で開いている Web ソケットの使用は、サポートされていません。
XPath アクティビティ・チェックポイント
XPath 集計関数はサポートされていません。