Microsoft Edge 拡張機能の有効化

Microsoft Edge で実行されている Web アプリケーションをテストするには,OpenText Functional Testing Agent Edge 拡張機能をインストールして有効にする必要があります。

前提条件

  • ブラウザ・ポリシーで,OpenText Functional Testing Agent Edge 拡張機能のインストールを許可する必要があります。その他の問題については,ブラウザ・ポリシーにおける拡張機能のインストールの許可を参照してください。

    Windows 11 の IE モードでアプリケーションをテストするには,コンピュータ上の Internet Explorer のグループ・ポリシー設定で,OpenText Functional Testing Agent Internet Explorer 拡張機能を有効にする必要があります。これらのグループ・ポリシー設定の変更の詳細については,Microsoft のドキュメントを参照してください。

    拡張機能のクラス ID を取得する手順はスキップします。OpenText Functional Testing Agent Internet Explorer 拡張機能のクラス ID は,{474264BC-9571-47C1-85B9-780F756DC9CE} です。

    注意: 社内のセキュリティ・ポリシーでこの変更が許可されていることを確認してください。

  • 古いバージョンのブラウザ拡張機能がインストールされている場合は,新しいバージョンを有効にする前に,この拡張機能を手動で削除する必要がある場合があります。セットアップが完了したら,最新の拡張機能のみがインストールされていることを確認してください。

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拡張機能の自動インストール

ブラウザにインストールされている OpenText Functional Testing Agent 拡張機能のバージョンは,使用している OpenText Functional Testing のバージョンと一致する必要があります。

次の条件が満たされている場合,OpenText Functional Testing をインストールまたはアップグレードすると,OpenText Functional Testing Agent 拡張機能が自動的にインストールまたは更新されます。それ以外の場合は,拡張機能を手動でインストールしてください。

OpenText Functional Testing Agent 拡張機能が自動的にインストールまたは更新される条件:

  • インターネットに接続している。

  • OpenText Functional Testing をインストールしたときに,[Chrome、Edge、Firefoxのオプションを設定します]を選択した。または,ブラウザ・ポリシーで拡張機能のインストールを手動で有効にした。

  • Edge バージョン 95 以降を使用している。

拡張機能の自動的な有効化

拡張機能が自動的にインストールまたは更新された後,拡張機能を手動で有効にする必要があります。

オートメーションを実行している場合は,プロセス全体を自動化できます。サイレント・インストール・コマンドで拡張機能のインストールを制御するには,WEB_EXTENSION_INSTALL_MODE 設定オプションを設定します。

次のインストール・モードが使用できます。

インストール・モード 説明 使用するケース
Default

拡張機能が自動的にインストールまたは更新されます。

拡張機能を手動で有効にする必要があります。

このモードを使用する場合は,インストール・コマンドにオプションを含めないでください。

製品とブラウザを手動で開く場合。
Normal

拡張機能がインストールまたは更新されると自動的に有効になります。

注:拡張機能はアンインストールできません。

システムが完全に自動化されている場合。
Force

拡張機能がインストールまたは更新されると自動的に有効になります。

注:拡張機能の無効化やデバッグを行うことはできません。

コンテンツ・セキュリティ・ポリシーを変更できない場合。
Temporary

OpenText Functional Testing によって開始されたブラウザ・セッションに拡張機能が一時的にインストールされます。

拡張機能は,そのブラウザ・インスタンスでのみ,ブラウザを閉じるまで有効です。

Edge での拡張機能の自動的な一時的ロードを参照してください。

Web ストアから拡張機能をインストールできない場合。

詳細については,設定オプションの設定を参照してください。

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拡張機能の手動インストール

OpenText Functional Testing Agent 拡張機能を手動でインストールするには,次の手順を実行します。

Edge バージョンインターネット・ステータス説明
Edge バージョン 95 以降インターネットに接続している

OpenText Functional Testing Agent 拡張機能ページから Edge に OpenText Functional Testing Agent 拡張機能をインストールします。

Edge バージョン 95 以降 インターネットに接続していない

OpenText Functional Testing インストール・フォルダから拡張機能を手動でインストールします。

  1. Edge で,[ツール]>[拡張機能]を選択して,edge://extensions ページを開きます。
  2. [拡張機能]ページで,[開発者モード]オプションを選択します。このオプションを選択すると,追加のオプションが表示されます。
  3. 展開して読み込み]ボタンをクリックします。
  4. [フォルダの参照]ダイアログで,<Installdir>\Installations\Edge\v3 フォルダを参照して選択します。

    OpenText Functional Testing Agent が Edge 拡張機能リストに表示されます。

Edge バージョン 79 ~ 94 以前

OpenText Functional Testing インストール・フォルダから拡張機能を手動でインストールします。

インターネットに接続していないの手順に従いますが,拡張機能は次のフォルダから使用します。 

<Installdir>\Installations\Edge\v2

 

なし

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Edge での拡張機能の自動的な一時的ロード

Web ストアから Edge ブラウザ拡張機能をインストールできない場合は,テストの記録時または実行時に拡張機能を読み込むように OpenText Functional Testing を設定できます。

展開された OpenText Functional Testing Agent 拡張機能は,OpenText Functional Testing のインストールに含まれています。記録セッションまたは実行セッションによって Edge ブラウザが開かれると,この拡張機能がブラウザに自動的に読み込まれます。拡張機能は,そのブラウザ・インスタンスでのみ,ブラウザを閉じるまで有効です。

注:  

  • 記録および実行セッションによって開かれたブラウザに拡張機能が正常に読み込まれるようにするには,セッションを開始する前にブラウザのインスタンスが開いていないことを確認してください。

  • ブラウザに OpenText Functional Testing Agent 拡張機能がインストールされていても,有効になっていない場合は,自動ロードによって拡張機能が有効になりません。Web テストを正しく実行するには,インストールされている拡張機能が有効になっていることを確認してください。

  • コンピュータが Web ストアにアクセスできる場合にこのオプションを使用すると,展開された拡張機能は削除され,Web ストアで利用可能な拡張機能に置き換えられます。

このオプションは,[オプション]ダイアログ・ボックス([ツール]>[オプション]>[GUI テスト]>[Web]>[詳細設定]>[OpenText UFT Agentブラウザ拡張機能をEdgeにロードする])またはオートメーション・オブジェクト・モデル(AOM)を使用して設定します。

OpenText Functional Testing Automation Object Model Reference』の「WebOptions Object」を参照してください。

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Edge での OpenText Functional Testing を使用したローカル HTML ページのテストの有効化

標準設定では,ローカルの HTML ファイルで拡張を実行する機能は,Edge では非アクティブになります。

OpenText Functional Testing Agent をローカルの HTML ファイルで実行できるようにするには,次の手順を実行します。

  1. Edge で,次の URL を開きます。edge://extensions

  2. Microsoft Edge 用の OpenText Functional Testing Agent を見つけます。

  3. 詳細]をクリックして,拡張機能に関する詳細情報を表示します。

    Allow access to file URLs]を選択します。選択内容は自動的に保存されます。

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その他の参照項目: