反復の実行
関連:Business Process Testing
ビジネス・プロセス・テストの実行時には,選択したフロー,コンポーネント・グループ,コンポーネントが実行される回数を変えることができます。これにより,異なるデータ・セットを使ってフローやコンポーネントを実行できます。
BPT 反復での異なる値
これらの異なる値は[データ]表示枠で定義します。
[データ]表示枠で,各フローまたはコンポーネントの反復回数を指定します。その後,反復ごとに各フロー・パラメータまたはコンポーネント・パラメータの値を指定します。
また,コンポーネント・パラメータの反復構造を外部の Excel にエクスポートして,その Excel を編集できます。
Excel ファイル内でパラメータの値を反復ごとに指定したら,Excel をテストにインポートして戻します。これで,Excel ファイルで指定されたパラメータ値が OpenText Functional Testing で自動的に使用されます。
BPT 反復のサンプル
ビジネス・プロセス・テストを作成し,Login,CreateLoan,Logout という名前のコンポーネントを追加します。
このシナリオの説明:
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ビジネス・プロセス・テスト全体を 3 回繰り返します。
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BankURL,Username,Password の各パラメータには,反復ごとに異なる値を使用できます。
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3 回のテスト実行では,それぞれの反復で CreateLoan コンポーネントを 2 回反復します。つまり,CreateLoan コンポーネントは合計 6 回反復することになります。
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CustomerName,CustomerPhone,CustomerAddress,Amount の入力パラメータには,CreateLoan コンポーネントの反復ごとに異なる値を使用します。つまり,合計 6 つの入力パラメータ値を指定することになります。
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CreateLoan コンポーネントは,各反復で LoanID パラメータの出力値を生成します(出力値は合計で 6 つ)。
その他の参照項目: