既知の問題 - 基本
関連:GUI テスト,コンポーネント,およびAPI テスト
このトピックでは,OpenText Functional Testing を使用する際の一般的なトラブルシューティングと制限事項について説明します。
WSE のサポート
OpenText Functional Testing が Web サービス・テストを実行するためにセキュリティ設定を使用している WSE は,Microsoft による公式サポートの対象外になりました。
Windows Update の影響
一部の Windows Update(たとえば,101803 ~ 101903)は,インストールされている OpenText Functional Testing プログラムに影響を与え,正しく機能するのを妨げます。
根本原因:Windows Update により,OpenText Functional Testing で必要ないくつかのレジストリ・キーが削除されます。
解決策:Windows Update の後で初めて OpenText Functional Testing を開くと,レジストリ修復プログラムが実行され,更新によって引き起こされたレジストリ・エラーを修正します。
ユーザ・アカウント制御
UAC(User Account Control)オプションが有効になっていると,OpenText Functional Testing の一部ツールは使用できなくなります。
回避策:ツールの使用中,UAC オプションを一時的に無効にします。次の手順を実行してください。
UAC オプションをオフにするには,次の手順を実行します。
-
レジストリ・エディタを開きます(regedit コマンドを実行)。
- 次のキーに移動します。HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System
- EnableLUA DWORD 値を 0 に変更します。
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変更内容を有効にするには,コンピュータを再起動します。
UAC オプションをオンに戻すには,次の手順を実行します。
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レジストリ・エディタを開き,次のキーの値を 1 に戻します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System\EnableLUA
- 変更内容を有効にするには,コンピュータを再起動します。
複数のユーザ・アカウントの使用
同じマシンの異なる Windows セッションで,OpenText Functional Testing の複数のインスタンスから同時にテストを実行することができます。テスト対象のアプリケーションと異なるユーザ・アカウントで OpenText Functional Testing を起動すると,次の関数が予期しない動作をする可能性があります。
- 記録
- テストの実行
- スパイ
回避策:たとえば,記録と実行環境設定を使用して,OpenText Functional Testing からアプリケーションを起動します。