[出力オプション]ダイアログ・ボックス

関連:GUI テストおよびコンポーネント

このダイアログ・ボックスでは,指定したプロパティの出力タイプを定義できます。利用可能な出力タイプは,出力値がテスト,スクリプト・コンポーネント,キーワード・コンポーネントのいずれかによって異なります。

オプション 説明
アクセス方法
  • テストとスクリプト・コンポーネントの場合:[出力値のプロパティ]ダイアログ・ボックスの[値の設定]領域で,[変更]ボタンをクリックします。

  • キーワード・コンポーネントについては,次のいずれかを使用します。

    • コンポーネント・ステップの[出力]セルで,出力値ボタンをクリックします。

    • Ctrl+F11 キーを押します。

重要な情報
  • 呼び出し元のアクションにパラメータが出力値パラメータとして定義されている場合にのみ,アクション・パラメータに値を出力できます。

  • アクションに 1 つ以上の出力パラメータが定義されている場合,標準設定の出力タイプとして「テスト/アクション・パラメータ」が表示されます。それ以外の場合,標準設定の出力タイプとして「DataTable」が表示されます。

  • コンポーネントで出力コンポーネント・パラメータが 1 つ以上定義されている場合,標準の出力タイプは「コンポーネント・パラメータ」となり,標準の出力名は[ビジネス コンポーネントの設定]ダイアログ・ボックスの[パラメータ]表示枠に表示されている最初の出力パラメータになります。

  • コンポーネントの出力パラメータを定義したら,その値は,コンポーネント内の後続のステップ(ローカル・パラメータとコンポーネント・パラメータ)やビジネス・プロセス・テスト内の後続のコンポーネント(コンポーネント・パラメータのみ)で入力値として使用できます。

  • コンポーネントの出力パラメータを指定した後でその[出力]セルをコンポーネント・ステップでクリックすると,パラメータのタイプを示す次のようなアイコンがセル内に表示されます。

    • アイコンはコンポーネント・パラメータを示します。

    • アイコンは,ローカル・パラメータを示します。

参照

次の出力タイプから選択できます。

テスト/アクション・パラメータ・オプション

UI 要素

説明

出力タイプ・テスト/アクション・パラメータ

値は,アクション・パラメータに出力できます。これによって,値を実行セッションの後の部分で使用したり,テストを実行した(呼び出した)外部アプリケーションに値を返したりできます。

テストまたはアクションのパラメータへの値の出力の詳細については,出力値の格納を参照してください。

パラメータの作成と使用の詳細については,オブジェクト値のパラメータ化を参照してください。

パラメータ

出力値を格納するパラメータの名前。利用可能なパラメータの読み取り専用リストには,アクションに現在定義されている出力値パラメータの名前と詳細が含まれます。

ヒント: 表示のサイズは,必要に応じて変更できます。また,パラメータのリストが長い場合は,リストをスクロールできます。

データ・テーブル・オプション

UI 要素

説明

出力タイプ Data Table

値を実行時データ・テーブルに出力できます。これにより,複数回実行されるデータ駆動テスト(またはアクション)中に値を格納したり取得したりできるようになります。実行の繰り返し,つまり反復のたびに,OpenText Functional Testing によって[データ]表示枠内の異なる行に値が格納されます。

名前

値を格納する[データ]表示枠のカラムの名前を指定します。出力の標準設定の名前が表示されます。リストから既存の出力名を選択するか,標準設定の出力名を使って新規出力名を作成する,あるいは有効でわかりやすい名前を入力します。

データ・テーブル内の場所

データ・テーブルのグローバル・シートと現在のアクション・シートのどちらにデータ・テーブル・パラメータ(カラム名)を追加するか指定します。

[データ]表示枠への値の出力の詳細については,出力値の格納を参照してください。

環境変数オプション

UI 要素

説明

出力タイプ Environment

選択した値を実行セッション中に格納するユーザ定義内部環境変数を指定できます。

名前

値を格納する環境変数の名前。このリストには,現在定義されているユーザ定義内部環境変数の値とそれに対応するタイプが表示されます。リストから既存の値を選択することも,表示されている名前を変更するか新しくわかりやすい名前を入力して新しい内部環境変数を作成することもできます。

注: リストから既存の変数を選択すると,出力値ステップが実行されたとき現在の値を新しい値で上書きするか選択するように指示されます。選択した変数の現在の値を上書きしないことを選択すると,元の変数名に識別接尾辞が付いた新しい環境変数が作成されます。

タイプ

環境変数のタイプ。外部環境変数や組み込み環境変数に値を出力することはできないため,タイプは常に「ユーザ定義 - 内部」となります。

環境変数についての詳細は,環境変数パラメータを参照してください。

コンポーネント・パラメータ・オプション

UI 要素

説明

出力タイプ

出力パラメータのタイプ。取り得る値:

  • コンポーネント・パラメータ

  • ローカル・パラメータ

パラメータ

出力値を格納するコンポーネント・パラメータの名前。(「コンポーネント・パラメータ」が「出力タイプ」の場合のみ表示されます)。

利用可能なコンポーネント・パラメータの名前と詳細な説明が読み取り専用で表示されます。表示のサイズは,必要に応じて変更できます。また,パラメータのリストが長い場合は,リストをスクロールできます。

名前

パラメータの名前。(「ローカル・パラメータ」が「出力タイプ」の場合のみ表示されます)

パラメータに対するわかりやすい名前を入力するか,リストから名前を選択します。ローカル・パラメータが 1 つも定義されていない場合は,標準設定のパラメータ名 p_Local が表示されます。

説明

パラメータに関する簡単な説明。(「ローカル・パラメータ」が「出力タイプ」の場合のみ表示されます)。