[パラメータ オプション]ダイアログ・ボックス

関連:GUI テスト

このダイアログ・ボックスでは,テスト/アクション・パラメータ,データ・テーブル・パラメータ,環境パラメータ,乱数パラメータの設定を定義します。

オプション 説明
アクセス方法
  1. ドキュメント表示枠で,GUI アクションにフォーカスがあることを確認します。

  2. 次の手順のいずれかを実行します。

    • 引数値の場合:キーワード・ビューで,[値の設定]ボタンをクリックします。

    • オブジェクトのプロパティ値の場合:[オブジェクト リポジトリ]ウィンドウで,パラメータ化するオブジェクトのプロパティ値を選択し,[値の設定]ボタンをクリックします。

    • チェックポイントの場合:チェックポイントのプロパティ]ダイアログ・ボックスの[値の設定]領域で,[パラメータ]ラジオ・ボタンを選択し,[パラメータ オプション]ボタンをクリックします。

    • 出力値格納場所の場合:[オブジェクト リポジトリ]ウィンドウで,パラメータ化する出力オブジェクトのプロパティ値を選択し,[値の設定]領域にある[変更]ボタンをクリックします。

注: このダイアログは,チェックポイントのみでスクリプト・コンポーネントを使用する場合に表示されます。

重要な情報
  • また,[エディタ]でパラメータ化オブジェクトおよびメソッドを使ってテスト・パラメータまたはアクション・パラメータの変数を使用することもできます。詳細については,Object Model Referenceの特定のテスト・オブジェクト・メソッドとテスト・オブジェクト・プロパティを参照してください。

  • 正規表現]が選択されている場合は,[データ テーブル数式]を選択できません。

  • スクリプトでプログラムによって変数の値を変更しないかぎり,反復回数に関わらず,テスト実行を通じて環境変数の値は一定です。

  • 乱数パラメータは,テキストやハイパーテキスト・リンクなど,数値でないものに対しては適切ではありません。

  • テストで既存のパラメータを選択すると,このダイアログ・ボックスで行った設定の変更が,そのパラメータのすべてのインスタンスに反映されます。

関連タスク
参照

次にユーザ・インタフェース要素について説明します。

テスト/アクション・パラメータの使用

UI 要素

説明
パラメータのタイプ

値に使用するパラメータのタイプ。

テスト/アクション パラメータ],[データ テーブル パラメータ],[環境],[乱数]のいずれかを選択できます。

親アクション・パラメータ/テスト・パラメータ
(テストおよびアクション・パラメータのみ)

パラメータの値を入力パラメータから取得する場合にこのラジオ・ボタンを選択します。使用できるラジオ・ボタンのオプションは,パラメータを定義している場所によって異なります。

  • 親アクション・パラメータ:ネストされたアクションとすべてのステップで使用できます。

  • テスト・パラメータ:最上位レベルのアクションでのみ使用できます。

パラメータ

リストからパラメータを選択します。利用可能なパラメータの読み取り専用リストには,アクションに現在定義されている入力パラメータと出力パラメータの名前が含まれます。

前の 1 つまたは複数のアクション呼び出しの出力
(テストおよびアクション・パラメータのみ)

パラメータの値を出力パラメータから取得する場合にこのラジオ・ボタンを選択します。出力パラメータが定義されている現在のアクションと同じ階層レベルに含まれている,既存の任意のアクションの出力パラメータから選択できます。

  • アクション:選択対象となる出力パラメータが含まれている先行するアクションを指定します。リスト内の任意のアクションを選択できます。

  • パラメータ:出力パラメータの名前を指定します。利用可能なパラメータの読み取り専用リストには,先行アクションに現在定義されている出力パラメータの名前と詳細が含まれます。

データ・テーブル・パラメータの使用

UI 要素 説明
パラメータのタイプ

値に使用するパラメータのタイプ。[データ テーブル]が選択されていることを確認します。

名前/カラム名

使用するパラメータの名前。データ・テーブルに含まれるカラムの名前。

次のオプションを使用できます。

  • 既存のパラメータを使用するには,リストからパラメータを選択します。

  • 新しいパラメータを作成するには,標準設定のパラメータ名を使用するか,わかりやすいパラメータ名を入力します。

データ・テーブル内の場所
  • グローバル・シート:データをテスト内のすべてのアクションで使用できるようにし,また多くのテスト反復を制御できるようにする場合は,[Global]タブに保存します。

  • 現在のアクション・シート(ローカル):データ・テーブル・パラメータのデータを特定のアクションにのみ使用できるようにし,多くのアクション反復をするようにする場合は,データを[Action]のタブに保存します。

詳細については,データ・テーブル・パラメータを参照してください。

パラメータ値に定数テキストを追加する

必要に応じて,さまざまな値のプレフィックスおよび/またはサフィックスとしてチェックポイントで検証する定数文字列を追加します。

正規表現

パラメータの値を正規表現として設定できます。

注: このオプションは,チェックポイントとオブジェクトのプロパティ値をパラメータ化する場合にのみ使用できます。

データ・テーブル数式

データ・テーブルであらかじめ定義した数式を使用できます。数式の設定の詳細については,データ・テーブル内の数式を参照してください。

チェックポイントの場合,データ・テーブル内に 2 カラム挿入します。第 1 カラムには,第 2 カラムの出力の妥当性を検査する数式が含まれます。出力カラムのデータを使用して数式の計算が行われ,第 1 カラムのテーブル・セルに TRUE または FALSE の値が挿入されます。

環境パラメータの使用

UI 要素

説明

パラメータのタイプ

値に使用するパラメータのタイプ。[環境]が選択されていることを確認します。

名前

パラメータの名前。ユーザ定義内部環境変数パラメータの場合は,新しいパラメータを作成するのに,標準設定のパラメータ名を使用するか,わかりやすい名前を新しく入力します。また,リストから既存のユーザ定義内部環境変数パラメータを選択することもできます。

    注:
  • 名前]ボックスに表示されている既存のパラメータの名前を編集する場合は,ユーザ定義内部環境変数パラメータを新しく作成します。元の環境変数パラメータは変更されません。

  • 定義済みの定数または数字を受け取る引数をパラメータ化する場合,[名前]リストに表示されるのは,整数型の値の環境変数パラメータのみです。

パラメータ値を指定します。新しいユーザ定義内部パラメータの値を入力したり,既存のユーザ定義内部パラメータの値を変更したりできます。ただし,外部および組み込み環境変数パラメータ値は,このダイアログ・ボックスでは変更できません。

選択した環境変数パラメータの値全体を[]ボックスで表示できない場合は,[complex value] と表示されます。たとえば,リストの all items プロパティの値は複数行にわたる値で,各行にリストの項目の値が格納されています。

タイプ

次の環境変数パラメータのタイプ(読み取り専用)。

  • ユーザ定義 - 内部

  • ユーザ定義 - 外部

  • 組み込み

正規表現

正規表現としてのパラメータの値。このオプションは,チェックポイントまたはオブジェクト・プロパティ・テキスト文字列値をパラメータ化する場合,および,選択した環境変数パラメータ・タイプがユーザ定義内部である場合にのみ使用できます。正規表現の詳細については, 正規表現を参照してください。

乱数パラメータの使用

UI 要素

説明

パラメータのタイプ

値に使用するパラメータのタイプ。[Random Number]が選択されていることを確認します。

数値の範囲

乱数が生成される範囲。範囲を変更するには,[開始]ボックスと[終了]ボックスに別の値を入力します。

標準設定の範囲:0 ~ 100

開始の最小値:0

終了の最大値:2147483647

名前

パラメータの名前。乱数パラメータに名前を割り当てると,テスト中に同じパラメータを複数回使用できます。既存の名前付きパラメータを選択したり,わかりやすい新しい名前を入力して新しい名前付きパラメータを作成したりできます。

新しい乱数を作成

名前付き乱数パラメータを生成するタイミング。このボックスは,[名前]チェックボックスを選択すると有効になります。次のオプションのいずれかを選択することができます。

  • アクションの反復ごと:アクションの反復ごとに新しい乱数を生成します。

  • テストの反復ごと:グローバル反復ごとに新しい乱数を生成します。

  • テスト実行につき 1 回:パラメータを初めて使用したときに新しい乱数を生成します。実行セッションを通して,同じ乱数がパラメータに使用されます。