[値の設定]領域([チェックポイントのプロパティ]ダイアログ・ボックス) - テーブル/データベース・チェックポイント

関連:GUI テストとスクリプト GUI コンポーネント

テーブル・チェックポイント([テーブルの内容]タブ内)とデータベース・チェックポイントの場合は,この領域に 3 つのタブが表示されます。

注: テーブル・チェックポイントの場合は,[プロパティ]タブに[値の設定]領域も表示されます。詳細については,[値の設定]領域を参照してください。

[期待データ]タブ

注: グリッド領域で複数のセルを選択(強調表示)すると,[期待データ]タブのオプションは利用できません。

次にユーザ・インタフェース要素について説明します。

UI 要素

説明

選択したセル

選択したセルのテーブル名,行数,カラム数が表示されます。

値の設定

セルの期待値を定数またはパラメータとして設定できます。値の変更の詳細については,[値の設定]領域を参照してください。

定数値オプション/パラメータ・オプション:[定数値オプション]ダイアログ・ボックスを開いて定数値の値を編集するか,または[パラメータ オプション]ダイアログ・ボックスを開いてパラメータ値の各種パラメータ・タイプを選択するか,パラメータ設定を変更します。

定数値を編集する場合は,文字列または複雑な値を正規表現として定義できます。

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[設定]タブ

    注:
  • このタブの設定は,検査対象としてマークされたすべてのセルに適用されます。

  • 標準設定では,セルの値は文字列として扱われ,完全に一致するテキストかどうか検査されます。また,スペースは無視されます。

次にユーザ・インタフェース要素について説明します。

オプション

説明

検証タイプ

セルの内容の比較方法を指定します。

  • 文字列コンテンツ:(標準設定)セルの内容を文字列として評価します。たとえば,「2」と「2.00」は,同じ文字列として認識されません。

  • 数値のコンテンツ:セルの内容を数値として評価します。たとえば,「2」と「2.00」は同じ数値として認識されます。

  • 数値の範囲:セルの内容を数値範囲と比較します。最小値と最大値に任意の実数を指定します。この比較は,テーブル・データが特定の期待値ではなく,指定した範囲と比較される点で,文字列および数値としての内容の確認と異なります。

完全一致

(標準設定)余分なテキストを含まない,完全に一致するテキストがセルに表示されているかどうかを検査します。指定した値が,セル内容の一部としてセル内に表示されていることを検証する場合は,このチェックボックスをクリアします。

検証タイプ]に[文字列コンテンツ]を選択した場合にのみ使用できます。

スペースを無視する

(標準設定)検査の実行時,キャプチャされた内容に含まれるスペースを無視します。スペースの有無が,チェックの結果に影響しません。

検証タイプ]に[文字列コンテンツ]を選択した場合にのみ使用できます。

大文字と小文字を区別する

大文字と小文字を区別して検索が行われます。

検証タイプ]に[文字列コンテンツ]を選択した場合にのみ使用できます。

最小値/最大値

セルの内容が比較される数値範囲を指定します。この範囲の値は任意の実数です。

検証タイプ]に[数値の範囲]を選択した場合にのみ使用できます。

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[セルの識別]タブ

注: このタブの設定は,検査対象としてマークされたすべてのセルに適用されます。

次にユーザ・インタフェース要素について説明します。

UI 要素 説明
カラムの識別方法

期待データと比較するセルを含むカラムの実際のテーブルにおける位置を指定します。

  • 位置:(標準設定)カラム位置に従って,セルが検索されます。テーブル内でカラムの位置がずれている場合,一致するとみなされません。

  • カラム名:カラム位置に従って,セルが検索されます。テーブル内でカラムの位置がずれていても,一致するとみなされます(テーブルに複数のカラムがある場合のみ有効になります)。

行の識別方法

期待データと比較するセルを含む行の実際のテーブルにおける位置を指定します。

  • 行番号:(標準設定)行の位置に従って,セルが検索されます。テーブル内でいずれかの行の位置がずれている場合,一致するとみなされません。

  • 選択したキー・カラム:キー・カラムとしてあらかじめ選択したカラムのセル値を比較することによって,検査対象のセルが含まれる行が検索されます。行の位置がずれても,不一致にはなりません。複数の一致する行が識別された場合,OpenText Functional Testing は,最初に一致した行を検査します。複数のキー・カラムを使用することで,任意の行を一意に識別できます。

注: 鍵の記号が,選択したキー・カラムのヘッダに表示されます。

キー・カラムにあるデータの識別に,値の一致条件を適用する

キー・カラムのデータを識別する際の基準として,[設定]タブの検証タイプ設定が使用されます。

行の識別方法として[選択したキー カラム]が選択されている場合にのみ有効です。

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その他の参照項目: