実行条件の設定

関連:Business Process Testing

次の手順では,ビジネス・プロセス・テストまたはビジネス・プロセス・フロー内のフローとコンポーネントの実行条件を設定する方法について説明します。

注: このタスクは,より高いレベルのタスクの一部として実行されます。詳細については,BPT テストとフローの管理を参照してください。

前提条件

実行条件を設定するコンポーネントがパラメータを持っているか,またはそのコンポーネントを含むフローがパラメータを持っていることを確認します。

先頭に戻る

実行条件を設定するフローまたはコンポーネントの選択

次のいずれかを実行します。

  • フローの実行条件を設定する場合は,そのフローを含むテストをドキュメント表示枠で選択します。

  • コンポーネントの実行条件を設定する場合は,そのコンポーネントを含むビジネス・プロセス・テストまたはビジネス・プロセス・フローをドキュメント表示枠で選択します。

先頭に戻る

失敗時の操作を設定する

テストを編集する場合は,テストに含まれるすべてのフローまたはコンポーネントに対して[失敗時]オプションを設定できます。

  1. ソリューション・エクスプローラまたはドキュメント表示枠で,編集するビジネス・プロセス・テストを選択します。

  2. ドキュメント表示枠で,失敗時の設定を行うフローまたはコンポーネントを選択します。

  3. [プロパティ]表示枠で,[プロパティ]タブを開きます。

  4. [プロパティ]タブで,選択したフローまたはコンポーネントのオプションを設定します。

    • 続行:テストがパスするかどうかに関係なく,テストを続行します。

    • 終了:テストを即座に停止し,テスト実行を終了します。

注: 失敗時の操作]で標準設定の条件を OpenText Application Quality Management のコンポーネントで定義している場合,OpenText Functional Testing は標準設定値を表示します。

先頭に戻る

実行条件を設定する

ビジネス・プロセス・フローまたはコンポーネントを編集する場合は,フローに含まれるコンポーネントに追加の実行オプションを設定できます。

  1. ソリューション・エクスプローラまたはドキュメント表示枠で,作業するビジネス・プロセス・テストまたはフローを選択します。

  2. ドキュメント表示枠で,実行条件を追加するコンポーネントを選択します。

  3. [プロパティ]表示枠の[プロパティ]タブで,[実行条件の使用]オプションを選択します。

  4. [プロパティ]タブの中央のセクションで,条件のオプションを設定します。

    • 対象:条件を満足する必要があるパラメータについて,そのタイプ(フローまたはコンポーネント)と名前を示します。

    • 条件:パラメータ値の演算子です。

    • 条件外:条件が満たされない場合のテスト実行の処理を OpenText Functional Testing に指示します。

      オプション 説明
      次のコンポーネントをスキップして続行する 選択したコンポーネントは実行せず,フロー内の次のコンポーネントからテスト実行を続行します。このコンポーネントは実行結果に表示されません。
      コンポーネント実行を終了して失敗にする: この実行条件を設定したコンポーネントを実行せずに,コンポーネントの実行ステータスを「失敗」に設定します。フローを次のコンポーネントに進めるか,終了させるかは,コンポーネントに設定された失敗条件によります。
      移動

      OpenText Functional Testing は,テスト内の指定した場所に移動してテスト実行を続行します。[移動先:]ドロップダウン・リストで場所を選択します。

      選択するフロー,コンポーネント,またはコンポーネントのグループは,テスト内で現在実行しているコンポーネントの後に存在するものでなければなりません。たとえば,すでに実行されたコンポーネントには移動できません。

先頭に戻る