テストとコンポーネントの実行

次のコマンドを使用して，テストの一部を実行できます。

• アクションから実行：指定したアクションからテストの最後まで実行します。

• アクションまで実行：テストの最初から特定のアクションまで実行します。

• ステップから実行：指定したステップからテストの最後まで実行します。

• ステップまで実行：テストの最初から指定したステップまで実行します。

［現在のアクションの実行］コマンドを使用して，個々のアクションの反復を 1 回だけ実行できます。

アクションにほかのアクションがネストされている場合，ネストされているアクションが指定の回数だけ反復されます。

テストの一部をデバッグする必要がある場合は，次のコマンドを使用して，デバッグの範囲を絞り込めます。

• ステップからデバッグ：指定したステップから，実行/デバッグ・セッションを開始します。

• アクションからデバッグ：選択したアクションの最初のステップから，実行/デバッグ・セッションを開始します。

これらのコマンドは，アプリケーションの該当部分が開いているときに使用してください。

［更新実行］コマンドを使用して，テストを更新モードで実行できます。このモードでは，テスト・オブジェクトの記述，またはチェックポイント値と ActiveScreen の画像/値（テストを実行中の場合）を更新できます。

詳細については，テストまたはコンポーネントの保守を参照してください。

グローバル・データ・シートに格納されたデータ・パラメータがテスト内にある場合，標準設定では，グローバル・データ・シートの各行について反復が実行されます。

同様に，テスト・アクションが個々のアクション・データ・シートを参照する場合，標準設定では，アクション・データ・シートの各行についてアクションの反復が実行されます。

［テストの設定］ダイアログ・ボックスの［実行］表示枠または［アクション呼び出しプロパティ］ダイアログ・ボックスの［実行］タブで，反復を 1 回行うか，各行に対して行うか，選択した回数だけ行うかを指定できます。

カスタム・コードやイベント・ハンドラ・コードにブレークポイントを挿入すると，テストの実行が一時停止されるため，コードをデバッグできます。

デバッグ機能を使用するには，テストをデバッグ・モードで実行する必要があります。このオプションは，API テストの［オプション］ダイアログ・ボックスの［一般］表示枠で設定されます。