ターミナル・エミュレータの実行セッションの同期

ターミナル・エミュレータ・アプリケーションをテストするときは,数多くの要因が操作の速度に影響を与え,結果として実行セッションに干渉する可能性があります。たとえば,ホストの応答時間がシステムの負荷によって変化する可能性があります。

実行セッションの同期化によって,OpenText Functional Testing では,ターミナル・エミュレータ・アプリケーションが実行を続ける準備が整った時点でのみ,テストまたはビジネス・コンポーネント内の次のステップが実行されることが保証されます。これにより,ホストの応答時間やその他の要因の偶発的な違いによって以降の実行セッションが影響を受けるのを防ぐことができます。

ターミナル・エミュレータ・アプリケーションのテストに同期を追加するオプションは,タイプによって異なります。

エミュレータ・タイプ

同期化オプション

すべてのエミュレータ・タイプ

次の条件で実行セッションを遅らせるよう OpenText Functional Testing に指示できます。

  • 指定した期間

  • 定義した領域に特定の文字列が出現するまで

  • 指定したプロパティが定義した値になるまで

HLLAPI に完全に対応しているエミュレータ

実行セッションをホストの応答時間と同期させることができます。標準設定では,記録セッション中に,エミュレータがホストからの応答を待つたびに,OpenText Functional Testing は TeScreen オブジェクトに対する Sync ステートメントを自動的に生成します。

HLLAPI に対応していないエミュレータ

HLLAPI に対応していないターミナル・エミュレータやテキストのみの HLLAPI 操作に対応するように設定されたターミナル・エミュレータを使用して記録を行う場合,OpenText Functional Testing は指定されたキーが押されるたびに,TeTextScreen オブジェクトに対する Sync ステートメントを自動的に生成します。標準設定は ENTER キーです。OpenText Functional Testing は,ホストで十分な応答時間が確保されるように,指定の時間間隔だけ待機します。