DFE による仮想ユーザ・スクリプトの変更方法

適用対象:

  • Web - HTTP/HTML 仮想ユーザ・スクリプト

  • SAP - Web 仮想ユーザ・スクリプトのデバッグ

仮想ユーザ・スクリプトに DFE を適用してスクリプトが再び生成されると,DFE は次のようなさまざまな変更をスクリプトに対して実行します。

  • 元のエンコードされたテキスト文字列をパラメータで置換します。
  • その新しいパラメータを含む関数の前に web_convert_from_formatted 関数を挿入します。web_convert_from_formatted 関数には,元のエンコードされたテキストのデコードされた値が含まれています。

次のスクリプト・セクションは,DFE サポートなしで生成された web_custom_request 関数を示しています。この関数の Body タグには,Base64 エンコードされたテキスト文字列 Body=TW9uZGF5 が含まれています。この Body タグの値は,エンコードされているため,相関またはパラメータ化を行う必要がある場合に変更することが困難です。

Base64 DFE サポートを適用すると,次に示すように,再生成されたスクリプト内の Body タグが DFE_PARAM, "Body={DFE_PARAM} というパラメータに置換されます。

さらに,変更後のコードには web_convert_from_formatted 関数が含まれます。この関数は,元のエンコードされた文字列のデコードされた値が Monday であることを示します。これで,web_convert_from_formatted 関数のデコードされた値を変更するだけで,Monday から他の曜日に値を変更することができます。

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